イタリア旅行記2012

3/12ミラノ旅行記2 嬉しそうだね、軍人さん

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おとといはミラノに到着した日、昨日はベルガモへと遠足に行ったので、今日は本格的にミラノを観光するぞ!昨日休養を取った母も、今日は一緒に出かけるよ!

昨日の夜に、ベルガモから帰ってきた後、姉が夕ご飯の支度をしている間、母と私は、ミラノ中央駅近くの、有名な屋台のジェラート屋さんに行った。

こう書くと、まるで姉にとって、母はいじわるな継母、私は継母と一緒になって継子をいじめる娘、みたいだが、我々は3人実の母娘ですから!いえ、母と、姉と、妹の組み合わせって、姉というポジションの人が一番働くのって、結構セオリーだと思いませんか?(と、いけしゃあしゃあと述べる妹。)

で、その有名なジェラート屋さん「Sartori」に母と行ってきて、ここのミルク味のジェラートは素朴で美味しかったのだが、他にブリオッシュが売っていたので買ってきてみた。このブリオッシュを今日の朝ご飯に食べたのだが、おいしいっ!なぜジェラート屋さんで、美味しいブリオッシュが売っているのか謎だ。

(追記:この謎は2015年にシチリアへ行って解けた。シチリアではブリオッシュにジェラートを挟んで食べる習慣がある。このジェラート屋さんは、シチリア風のジェラート屋さんだったのだ。)

さて、今日はまずドゥオーモに行って、屋上に上ろう。母の念願である。地下鉄でドゥオーモまでいくために、レジデンスからミラノ中央駅まで歩いたが、その途中であることに気付いた!「昨日道端にあったウンコが片づけられている!」

さすがミラノっ!さすが北イタリアっ!これにはちょっと感動した。今までのイタリア旅行記でくどいくらい書いていることだが、イタリアは日本よりも、路上に落ちている犬のウンコが数百倍のレベルで多い(日本はほぼゼロですからね…)。

今まで私が行ったことのあるイタリアの町で、特にコレが多かった町は、ローマ、ナポリ、マテーラ(←ぶっちぎり優勝おめでとう)である。分析すると、南に行けば行くほど多くなる傾向にありますな。

で、イタリアではよく落ちているワンちゃんの落し物なのだが、今までコレが掃除されたことなど一度も見たことなかった。その町に1週間滞在すれば、初日に発見したソレは、最終日までそこにあるのである。それが、ここミラノで、初めて掃除されていた!安心して歩ける道ってスバラシイ。いやー、ミラノ!ささやかな感動をありがとうっ!

本日は、ミラノをあちこち動き回る予定なので、地下鉄とトラム共通の、一日乗り放題券(biglietti giornalieri)を買った。地下鉄の切符売り場はかなり混雑していて、購入するのにかなり時間がかかった。やっぱりミラノは大都市だけあって、ほかの地方都市とは一味違う人の多さだ。地下鉄切符は、地上のタバッキなどで買っておいた方がよい、と勉強になった。

さてさて。今回の旅行では2度目となるドゥオーモ訪問!ドゥオーモさん、おはよう!

ドゥオーモの扉には、マリアの生涯の浮き彫りがある。

ミラノ ドゥオーモ

こちら、「あなた、神の子を身ごもりましたよ」の受胎告知の場面。とまどうマリア(右)がかわいらしい。

今日はドゥオーモの屋上に上がるのがメイン。姉と私はもちろん歩いて上るが、母はエレベーターで上らせることにした。午後からの観光に、疲れが残っちゃいけないからね!屋上へ徒歩で上がる場合は6ユーロ、エレベーターで上がる場合は10ユーロ。

徒歩派(別名貧乏派)と、エレベーターは(別名リッチ派)は、入口が違う。徒歩派はドゥオーモ正面から見た左側面の方にすぐ入口があり、エレベータ派は徒歩派の入口を通り過ぎて、もう少し進んだ先に入口がある。

母をエレベーターは入口のところまで連れて行くと、切符は入口では売っていなくて、ドゥオーモの裏手の方にある、「Duomo Info Point」というところで購入するように言われた。

そういうわけで、ドゥオーモの裏側に回ったら、裏側も結構素敵でございましたよ。

ミラノ ドゥオーモ裏側

エレガーンースー(アデランスのメロディーで歌ってください)!

ミラノ ドゥオーモ裏側

棍棒持った変なオッサンと、その右肩で「ぐおーっ」と吠えている怪物もいましたけどね。私は思うが、ミラノのドゥオーモって、装飾の人物像多すぎ。大好きなヨハネっち(十二弟子のヨハネ)もどこかにいるだろうと探してみたが、ウォーリーを探せ状態だったので、見つけるのは断念した。

切符を買った後、母をエスカレーターの入口まで送り届けて、母とはしばしの別れ。「上で適当に待っといて」と言って、母と別れた。さーて。我々は貧乏派…違った徒歩派の入口へと戻ろう。貧乏派じゃなくて、健脚派と呼んでほしいね(自分で言っときながら…)!

ミラノのドゥオーモの入口には、正面入り口にも、屋上への入口にも、軍人さんが構えていて、仰々しい雰囲気である。この軍人さんが、入場者のボディチェックも行う。

我々の前に、日本人の若い男女のグループがいた。軍人さんが男性のボディチェックをしている時に、けっこう真剣な顔で入念にやるんだなーと思っていたら、女の子の番になったとたん、この軍人さん、にへらっと笑い、ものすごく嬉しそうにボディチェックしていた…。ボディチェックの相手が、男と女とが切り替わるたびに、軍人さんの顔つきもスイッチでもついてるかのように変わる…。いやー、わかりやすいもんだよ…。平和っていいねえ…。

姉と私は、3年前にも屋上に上った。その時は、結構階段がきつかった気がするのだが、今回はあっという間に上についてしまった。こんなに楽勝だったかなあ。日本で、毎週末、イタリア旅行で歩き回るのに備えてランニングをしている成果だろうか(イタリア旅行のためにランニングしてるのって、世界に姉と私以外にいるんだろうか)。

エレベーターで先に上がっているはずの母が、一人ぽっちで途方に暮れていないか心配だったので探すと、すーぐに見つかった。前方をぽちぽち歩いている小さい東洋人は、紛れもなく我々のおふくろさん。あなたの、あなたの、しーんじーつぅ(関係ない)。

屋上は、最初にテラス部分に出て、そこからさらに高いところに上る。のだが、実は、一段低いテラス部分の方が、眺めは美しい、と思う。というのも、ミラノってのは近代的な大都市なので、別に上から見て特別おもしろい町でもない。

じゃあ、何のためにドゥオーモの屋上に上るのか、というと、ミラノの町全体を見渡すためではなく、ゴシック建築であるドゥオーモの、無数にある尖塔を、近くで拝むのが醍醐味なのである。その尖塔の眺めが圧巻なのが、この一段低いテラス部分なのである。

ミラノ ドゥオーモ屋上

尖塔がずーっと続いていく眺めは、本当に美しい。個人的には、ミラノで一番やるべきことは、ドゥオーモの上に上ることだと思う。

ミラノ ドゥオーモ屋上

テラス部分にあったかわいらしい装飾。これは本ですな。ちょっと見えづらいが、左のページには円の中に知恵の木が描いてあり(蛇が巻き付いている)、右のページには生命の木が描かれているのだと思う。旧約聖書の創世記を表現しているのだろう。

ミラノ ドゥオーモ屋上

十二星座をイメージしていると思われる装飾。左から、やぎ座、うお座、さそり座、いて座かな?順番がおかしいね。よくわからないね!こうやって、教会装飾に、ギリシア神話的なモチーフが使われることって、意外と多くてびっくりする。日本の神仏習合みたいなものなのかなあ。

こちらは、一番高い部分へと上る階段。装飾がかなり細かく、カエルとか葉っぱとか人の顔とかで飾られている。

ミラノ ドゥオーモ屋上への階段

ミラノ ドゥオーモ屋上への階段

2枚目の写真の、左から2番目の彫刻をちょっと拡大してみましょう。

ミラノ ドゥオーモ屋上への階段

…アナタ、何やってるんですか…?精一杯ぶら下がっているようですが…。後ろ姿が何だか哀愁漂っていますが…。ミラノのドゥオーモさんは本当にエレガンスなのだが、細かいところでは茶目っ気もあるらしい。

ミラノ ドゥオーモ屋上

こんなふうに、植物から人間の生首が生えてきたりしてるしねえ…。かなり目がうつろだし。

もちろん、お笑いばっかりじゃなくて、かわいらしいものや美しいものもございますよ。

ミラノ ドゥオーモ屋上

この天使ちゃんはかわいらしい。楽しそうな表情がイイね!

ミラノ ドゥオーモ てっぺんのマリア像

こちらは、ドゥオーモの一番高い尖塔に凛として立つ金のマリア像。姉が「何かあのマリア像いいね!」と言って撮影したのだが、帰国してから調べると、このマリア像はミラノ市民の信仰を集めるマリア像で、以前は、このマリア像より高い建物を建ててはいけないという決まりがあったとか。

残念ながら、この一番高い尖塔は工事中だった。が、工事中のため足場が築いてあったので、この足場を伝ってマリア像のところまで上りたい!という気持ちがふつふつ湧き上がってきたが、もちろん我々は善良な一般市民なので自重した。

実は、姉と私は、3年前この屋上に上ったときに、「いーっ」としているかわいらしいモンスター君を発見した。

↓この子。これは3年前に撮影した写真。

い~っ!

この子と再会したくて、テラス中を探し回ったのだが、な、なんと、見つからないっ!似ているヤツはいっぱいいるのに、この子だけが見つからないっ!正確な場所は覚えていなかったが、だいたいこの辺りという記憶はあったのに、探しても探しても見つからない…。ナゼだー!バカンスにでも出かけているのだろうか。

仕方がないから、「ぐわーっ」としている、似て非なるものを撮影してきた。

ミラノ ドゥオーモ屋上 ぐわーっ

こっちの方が「いーっ」より強そうだな…。

というわけで、かあさま、念願のミラノのドゥオーモの屋上に上れてよかったね!我々も、何回上っても楽しいドゥオーモさんであった。

さて、この後は、ミラノの教会巡りなどに行くのだが、何だか長くなってきたので、次回!

3/12ミラノ3 干上がっていても、私は運河。へ続く

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