イタリア旅行記ブログ イタリア旅行は楽し

イタリア旅行大好きの管理人が、実際にイタリアに足を運んだ経験・情報に基づいて、イタリア旅行情報を発信してます。
旅行記や個人でのイタリア旅行のコツ、サッカー観戦情報もございます。

「TRENITALIA」の日本語版サイトができた⁉

イタリア旅行好きの方なら、もう気づいているかもしれませんが、最近、イタリアの「JR」のような存在の「TRENITALIA」のサイトに、日本語版が登場しています。

trenitalia.jpg
http://www.trenitalia.jp/


ようやくTRENITALIAの公式サイトが日本語対応したのかなーと思ったら、実は、このサイト、アドレスがTRENITALIAの公式と違うんですよね。

ドメインが、公式は.comですが、このサイトは.jp。公式サイトは、既にイタリア語以外に、英語や中国語などにも対応していますが、公式サイトの英語版などは、.com内にあります。

どういうことなんだろう?と思って、いろいろサイト内を見てみたところ、このサイトでTRENITALIAの切符を購入すると、手数料が€8かかるようです。

TRENITALIAの公式サイトで購入すれば、英語ページから購入しても、このような手数料はかからないので、おそらくこの日本語サイトは、TRENITALIANの完全な公式サイトというわけではなく、他の代理店のような会社が、委託販売しているんじゃないかなと思います(合ってるかどうかわかりませんが)。

そんなわけで、せっかく日本語版が登場したかのように見えますが、手数料が取られるなら、やはりTRENITALIAの公式サイトで鉄道切符は購入した方がお得ですね。

ただ、電車の検索にはこの日本語サイトも普通に利用できますので、日本語で時刻表などを調べたい場合は便利だと思います。

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「キリストはエボリで止まった」を読みました!

カルロ・レーヴィの「キリストはエボリで止まった」が、読みやすい文庫本になって登場した、と以前の記事で書きましたが、何とか読み終わりました!


キリストはエボリで止まった (岩波文庫)

イタリア旅行をする者にとっては、この本は、当時(20世紀前半)のマテーラの貧しい惨状を記録した本として知られています。

そのため、「キリストはエボリで止まった」というタイトルは、カンパーニア州のエボリより南のイタリアには、神の恵みがもたらされず、人々は極貧の生活を強いられた、という意味が大きく込められているのだと思っていました。

しかし、実際読んでみると、確かに、南イタリアの困窮した生活のことも綴っているのですが、それだけではありませんでした。というか、もしかしたら、主題はそこではないかもしれません。

トリノ出身の筆者は、ファシズム期に、自由主義活動をしたことでイタリア南部、バジリカータ州に流刑となります。

主に過ごした地域はグラッサーノとガリアーノですが(マテーラではありません)、そこに生きる農民たちが、医術を信用しなかったり、普通の人間が魔女や狼男だと思われていたり、モナキッチョと呼ばれる一種の妖精(妖精というよりは妖怪の方が近い)の存在と共に生きている、キリスト教の教義とはかけ離れた、民俗的世界を生きている姿が描写されています。

個人的には、この農民たちの世界で、人間が魔女だったり狼男だったりする側面を持っていることについて、世界は二重の意味をもつ存在だが、理性は世界に一義的な意味しか与えない、などと記述している箇所が心に残りました。言語/ロゴスというものは、世界を豊かにしているようで、実は世界を狭くしている側面も確かにあるのかもしれません。

「キリストはエボリで止まった」というのは、神の恵みのことだけを指しているのではなく、エボリ以南のイタリアには、キリスト教的な価値観、文明社会の価値観が入り込んでいない、ということも含んだタイトルだったようです。

くだけた言葉で言えば、筆者の「カルチャーショック」をを綴ったノンフィクション作品なのですが、カルロ・レーヴィは作家なので、出会った人物や出来事には少々のフィクションを加えているようで、想像していたより物語性があり、期待よりもずっと面白かったです。

ちなみに、マテーラの話は、筆者の直接体験ではなく、筆者のお姉さんからの伝聞として記されています。この本の中で、マテーラは主要な舞台ではなく、割いているページも数ページです。

ですが、結構生々しい描写で、この作品の中で、マテーラの洞窟住居の惨状の部分が一番知れ渡っているのも頷けます。

マテーラのことを中心に書いた本ではないのですが、マテーラに行く予定の方は、やはり読んでおく価値のある本だと感じました。

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ティツィアーノとヴェネツィア派展のバレンタイン券が超お得!

日本で行われるイタリア関係の美術展というのは、不思議と流行りがあるようで、一時期は、ボッティチェリをはじめとしたフィレンツェ・ルネサンス美術の展覧会が盛んに行われていましたが、今年、来年と、立て続けにヴェネツィア派の展覧会があります。

今夏から開催されている「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」は、東京での展覧は終了し、現在は大阪の国立国際美術館で開催中です。

この展覧会が、1月15日に終了するのですが、終わってすぐ、1月21日からは、東京都美術館で「ティツィアーノとヴェネツィア派展」が始まります。

展覧会のチケットは、前売りや早期販売で、割引の値段で購入できることが多いですが、この「ティツィアーノとヴェネツィア派展」の前売りチケットに、かなりお得なチケットがあります。

観覧が1月21日~2月14日に限定されますが、一枚のチケットで、二人で入場できるという「バレンタイン券」というチケットを販売しています。

実質半額ということになりますので、大手美術館での西洋絵画の展覧会で、ここまで割引の切符が発売されることは、珍しいと思います。

そんなわけで、私も半額なら行こうかな~と迷っています。

来日作品が、ウフィツィ美術館で何度も見たことがある作品と、ナポリのカポディモンテ美術館所蔵のものが多いんですよね…。ナポリのカポディモンテ美術館はいつか行くつもりなので、その時の楽しみにとっておきたいかなーという気持ちもあります。

こういう割引チケットは、かなり早期に販売終了することが多いのですが、この「バレンタイン券」は、展覧会がはじまるギリギリの1月20日まで販売しているので、ギリギリまで悩んでみます!

展覧会の公式サイトでの情報はこちら→ティツィアーノとヴェネツィア派展

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プロフィール

辺獄

Author:辺獄
貧乏なくせに、イタリア旅行というお金のかかる趣味を持ってしまった、「イタリア旅行貧乏」です。旅行は楽し♪びんぼーも楽し♪がモットーです!
ついでにイタリア語も楽し♪
好きなイタリアの画家はボッティチェリ!

(limba→辺獄へ和訳改名しました!)

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