イタリア旅行記ブログ イタリア旅行は楽し

イタリア旅行大好きの管理人が、実際にイタリアに足を運んだ経験・情報に基づいて、イタリア旅行情報を発信してます。
旅行記や個人でのイタリア旅行のコツ、サッカー観戦情報もございます。

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ラグーザ旅行まとめ情報

RAGUSA(2015年訪問)

<ラグーザってどんな町?>
 ラグーザは、シチリア島東南部の、世界遺産に登録されている、「ノート渓谷の後期バロック都市」の一つです。この世界遺産に登録されている地域は、17世紀の大地震の後、バロック様式で計画的に再建された町々ですが、その中でも、特にラグーザは有名で、人気の観光都市です。

 その人気の理由は、まずは、ラグーザは三方を谷に囲まれ、まるで緑の中の島のような形をしていて、非常に独特な外観をしています。谷に囲まれた町なので、町には谷をつなぐ三本の橋が架かっていて、その橋を渡ってラグーザの町に入ります。

 ラグーザの町は、スペリオーレ(上の町)と、イブラ(下の町)に分かれているのですが、スペリオーレからイブラを見下ろした時の美しい景観は有名です。

 また、周囲のバロック都市と比べても、美しいバロック教会やお屋敷が数多く残り、町の景色、建物の美しさ、両方を楽しめる町となっています。

 スペリオーレ(上の町)とイブラ(下の町)は、ずいぶん雰囲気が違います。それは、町の歴史が違うためです。

 17世紀の大地震で町が崩壊した後、ラグーザは、元の町並みを生かして再建するか、完全に別の場所に新しい町を建設するかで、意見が分かれます。その結果、元の町並みから再建された町がイブラ、新設されたのがスペリオーレと、二つのラグーザが出来上がったそうです。

 スペリオーレは、計画都市らしく、直線道路が直角に交わる、整然とした街並みです。整然として開けている分、どこか明るく近代的な雰囲気があり、少しオシャレな印象を受けます。

 それに対しイブラは、古い中世以前の街並みを利用して作ったため、うねった道が迷宮状になっていて、カーブを曲がると、急に教会や大きな建物が現れる面白さがあります。

 そんなわけで、ラグーザは、スペリオーレもイブラも、丹念に歩いて回りたい町です。バス停や鉄道駅は中心街から離れていて、やや交通の面では不便なので、ゆとりのある訪問計画を立てましょう。

ラグーザ
 スペリオーレからイブラを見下ろす。

ラグーザ
 堂々たるイブラのドゥオーモ。

<ラグーザへのアクセス>
1.カターニアから
 駅、ボルセッリーノ広場から、ETNA社のバスで行くことが出来ます。所要時間は2時間弱、片道€8.6、往復€13。シチリアのバスライフの中では、1時間に1本程度本数があるので、便数が多い方です。

2.モディカから
 私たちはモディカから行きました。ASTのバスで30分程度です。往復で€4.2(片道はおそらく€2.7)。鉄道で行く方法もありますが、バスの方が便数が多いので便利です。モディカのバスターミナルの、道路を挟んだところにある、バールの前からバスに乗ります。降りるバス停については、後述します。
 
3.シラクーサから
 シラクーサとも、バス・鉄道でも結ばれています…が、ASTのバスだと、3時間以上かかります。鉄道は、2時間半弱なので、ギリギリ許容範囲にも思えますが、本数が少ないです(特にラグーザからの便が少ない)。よっぽど旅の達人でない限りは、シラクサ―ラグーザ間の日帰りは、避けた方がいいかもしれません。

<ラグーザのバス停から市街地まで>
 事前の情報では、ラグーザのバスターミナルは、ラグーザの旧市街から遠く、バスターミナルから、さらに11番の市バスに乗って市街地に行かなければならないと聞いていました。そのバスターミナルは、Via Zamaという通りにあります(スペリオーレの町までは歩いて行けないこともないらしい)。

 ところが、我々がモディカからラグーザに行った際に、運転手さんに降りるように指示された場所は、鉄道駅とそう変わらない場所で、歩いて10分弱程度でラグーザ・スペリオーレ(上の町)にたどり着くことが出来ました。帰る時も、同じ場所からバスに乗れました。

ラグーザ
 これが我々が使ったバス停です。Via Risorgimentoという通りにあります。ASTのバス停なので、AST以外のバスは、ここに停まらない可能性が高いと思います。また、ASTでも、モディカ方面から向かわないバスは、Via Zamaのバスターミナルが終点となり、このバス停まで来ないかもしれません。

 もし、このVia Risorgimentoのバス停からラグーザ市街地に向かうには、最短距離で行くなら、バス停を、モディカから来た方向にやや戻り、左折して、Via G.Migliorisiという通りに入ります。病院を左側に見ながら、そのまま真っ直ぐ進むと、ラグーザのスペリオーレにかかっている三本の橋の真ん中の橋に続くので、その橋を渡って進めば、スペリオーレのカテドラルの前に出ます。

 不安な方は、バス停からすぐのガソリンスタンドを右折し、Viale Siciliaという通りの方へ行けば、その先に鉄道駅が見えてきます。鉄道駅は地球の歩き方の地図にも載っているので、後は、地図に従って中心街に向かえばOKです。

 このバス停に、どこからのバスが停まるのは、定かな情報ではないので、モディカ方面以外からラグーザに向かう方は、Via Zamaのバスターミナルから市街地に向かうつもりで、計画を立てた方がいいです。

<ラグーザの鉄道駅>
 ラグーザの鉄道駅は、直接利用はしませんでしたが、目の前を通ったので、紹介しておきます。中心街のふもとにありますが、駅から中心街までは5~10分で、じゅうぶん歩ける距離です。

 駅周辺は、車の通りも多く、モディカ駅のように寂しい雰囲気ではありませんでしたが、駅の中までは入らなかったので、モディカと同じように、無人駅の時間帯がある可能性があります。鉄道でラグーザに向かう方は、念のため往復で切符を買っておいた方がよいかもしれません。

<こんな所に行ってきたよ!>は無料見学できる場所です♪
ラグーザ・スペリオーレ(上の町)
カテドラル・サン・ジョヴァンニ・バッティスタ(スペリオーレのドゥオーモ)
●上の町の中心となるバロック式の教会。バロック式ですが、どこかすっきりとした感じの、威厳たっぷりの聖堂です。
●私が行った時は、正面の扉が閉まっていたので、あいやーと思いましたが、右側面の扉から入れました。
ベルティーニ邸
●スペリオーレからイブラに向かう際に通る、イタリア大通りに面したバロック式のお屋敷。中には入れません。3つの扉の上についている、3つの怪人面が有名なのですが、保護のため、網で覆われていて、見づらかったです。
サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会
●スペリオーレとイブラを結ぶ階段の途中にある教会。教会そのものではなく、教会前からイブラを見下ろす景色が素晴らしく、イブラを見下ろすビュースポットの一つです。

ラグーザ・イブラ(下の町)
プルガトリオ教会
●イブラにようこそ、という感じで、イブラの入り口に立っている、小振りながらも印象的なバロック教会。
●教会に上がって行く階段を上り、そこからスペリオーレの町を振り返ると、なかなか面白い風景です。
コゼンティーニ邸
●ラグーザの、バロック建築の代表的なお屋敷。中には入れませんが、奇妙にくねったバルコニー装飾を、外からたっぷり楽しむことが出来ます。
●お屋敷の左手の階段を上って行くと、サンタ・マリア・デッリトリア教会の正面に出ます。この界隈の雰囲気が好きでした。
サン・ジョルジョ大聖堂(イブラのドゥオーモ)
●下の町の中心となるバロック式の教会。ガリアルディ設計です。
●正面の扉は閉まっていましたが、左側側面から入ることが出来ました。
●聖堂を正面に見て、右側にあるカフェのテラス席に座って眺めるのが、ベストショットです。
ロッカ邸
●ドゥオーモの後ろにある、バロックのお屋敷。中には入れませんが、ここもバルコニー装飾が面白いです。
サン・ジュゼッペ教会
●イブラのドゥオーモ前の、坂を下ったところにある、ガリアルディ設計の教会。小さいながらも美しい教会です。
イブレオ庭園
●イブラの一番奥まったところにある庭園。周囲の谷を見渡すことができます。また、庭園内には、見所のある教会がいくつかありますので、時間がある方にはおすすめします。


<ラグーザのおすすめの歩き方>
 「貴族の友人ホテル」目当てに、モディカに宿泊し、ラグーザを日帰り観光にした私めが言うのも何ですが、ラグーザは、できることなら宿泊観光がおすすめです。

 見所が多く、また、町自体も二つに分かれていてそれなりに広いので、十分に楽しむには、それなりの時間が必要です。おそらく、イブラを見下ろす夜景も綺麗なんじゃないかと思います。
 
 夜景を目当てにするなら、サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会周辺に宿を取るのがよいです。ホテル探しには、ホテル探しにはBooking.comエクスペディア-世界最大級のホテル予約サイトHotels.comTripAdvisor (トリップアドバイザー)などのサイトがオススメです。

 もし、どうしても日帰りでしか日程を組めない場合、必見なのは、とにもかくにもイブラを見下ろす風景でしょう。

 サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会前の階段からの眺めが有名ですが、個人的には、この階段を降り切って、車道をくねくねと降りていく途中で、蒼い屋根の教会(サンタ・マリア・デッリトリア教会)を間近に見れるポイントがあり、その風景が一番美しいと思いました。

 コゼンティーニ邸、イブラのドゥオーモあたりも必見ですので、日帰りの場合は、スペリオーレの観光は後回しにして、まずはイブラを見下ろすポイントをめざし、その後イブラの観光(時間がなければ、私ならイブレオ庭園は省きます)、残った時間でスペリオーレの観光、というのがいいと思います。

<おすすめのお店>
Duomo(レストラン)
 ドゥオーモの裏にある、有名な有名なミシュランレストラン。高級店ですが、その値段の高さにも関わらず、トリップアドバイザーで高評価であることに恐れをなした我々は、貧乏人のくせにチャレンジしました。人生とはチャレンジである。で、そのチャレンジの結果、大変満足したのである。詳しいことは、この幸せなレポートを読んで頂くとしてですね、ランチは一人45ユーロのコースでした。ドレスコードは別に気にせずとも入店できるのも嬉しい限りです。3月は、予約なしでも大丈夫そうでしたが、夏季は通りかかった時に、予約しておいた方が吉かもしれません。
参考サイト:Duomo(トリップアドバイザーのページ)
Al Borgo(カフェ・軽食)
 イブラのドゥオーモを正面に見て、すぐ右側にあるカフェ。ここのテラス席からは、ドゥオーモのベストショットが拝めます。テーブル席に座っても、エスプレッソ程度なら€2程度で飲めるので、立地最高の割には、ぼったくり価格でなく、良心的です。観光のついでに、トイレを利用したい場合も、このカフェで休むと便利です。
参考サイト→Al Borgo(トリップアドバイザーのページ)


<ラグーザ旅行におすすめの本>


A13 地球の歩き方 南イタリアとマルタ 2016~2017
 地球の歩き方の南イタリア版。ラグーザは結構詳しく載っています。ただ、イブラを見下ろす写真は、地球の歩き方より、個人の方のブログの方が綺麗なものが多いです。購入の際は、最新版かどうか確認を!


CREA Traveller 2013Autumn NO.35 [雑誌]
 レストラン「Duomo」が詳しく載ってますよ!


シチリアへ行きたい (とんぼの本)
 この本は、読み物として読んで行くと面白いです。


ラグーザの旅行記はこちらから

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モディカ旅行まとめ情報

MODICA(2015年訪問)

<モディカってどんな町?>
 シチリア島東南部の、ノート渓谷という山間にある町です。この一帯は、17世紀の大地震の後、バロック様式で計画的に再建され、世界遺産に登録されている町が多くありますが、モディカもその一つです。ちなみに、イタリア語風に発音すると、伸ばす発音になるため、「モーディカ」と表記されることもあります。

 モディカは、すり鉢状の地形に、折り重なるように作られた建物が作り出す景観が特徴です。すり鉢の一番下の部分に、ウンベルト1世通りという大通りが通っていて、この大通りを中心とした区画が下の町「バッサ」、大通りから上の方に広がって行く上の町を「アルタ」と呼んでいます。

 レストランやカフェなどが多く集まって、賑やかな雰囲気なのはバッサです。各町からやってくる長距離バスのターミナルや、鉄道駅もこのバッサにあります。

 それに対し、アルタに行けば行くほど、車の通れない階段状の狭い道が増え、迷宮風になって行きます。面白いのは、バッサにもアルタにも、それぞれ大聖堂的な役割を果たす、中心となる教会があることです。

 町の規模としては、徒歩で周れる大きさではありますが、アルタの町は急な坂道も多いので、アルタに宿泊する際は、スーツケースを持って移動するのが少々大変です(我々は気合で乗り切った)。

 言い忘れてはならないのは、この町のチョコレート。モディカは、トリノ、ペルージャと共に、イタリアの三大チョコレート町(?)と呼ばれ、モディカチョコレートという、独特の製法で作られるチョコレートで有名です。日本ではなかなか食べる機会のないチョコレートだと思いますので、ぜひモディカに行った際には味わってみて下さい。 

 このチョコレートを食べまくる時間まで考慮すると、モディカは、少なくとも丸一日は滞在したい町だと思います。我々は、モディカ観光に、1日半ほど使うことが出来ましたが、やや消化不良に感じました。ラグーザからの日帰りはOKだと思いますが、カターニアやシラクーサからの日帰りだと、急ぎ足観光になってしまうかもしれません。

 また、モディカの地元の皆さんは、穏やかで親切な方が多く、町全体の温かい雰囲気も心に残りました。

モディカ
 アルタのバロック様式のドゥオーモ。

<モディカへのアクセス>
1.カターニアから
 駅、ボルセッリーノ広場、カターニア空港から、ASTのバスで行くことが出来ます。所要時間は2時間強、片道€9。

 我々は、ボルセッリーノ広場から乗りました。大きな道路に面した、Interbus社などの切符を売っているブースの前からバスに乗ることが出来ます。このブースではASTのバス切符は販売していないので、運転手さんから直接買います。

2.ラグーザから
 ラグーザとは、ASTのバスで30分程度で結ばれています。往復で€4.2(片道はおそらく€2.7)。鉄道で行く方法もありますが、バスの方が便数が多いので便利です。
 
3.シラクーサから
 シラクーサとも、バス・鉄道でも結ばれています。バスの方が本数が多いのですが、鉄道の方が所要時間が短いので、我々は鉄道を利用しました。

 鉄道だと1時間40分程度。シラクーサからは3時間に一本くらいの間隔で、一日4本ほど電車があります。逆に、モディカからは、早朝と夜の電車しかありません(2016年の情報)。

 バスだとASTで、2時間半~3時間ほどかかり、乗り換えが必要になる便がほとんどです。

 そのため、我々はモディカからシラクーサに移動したのですが、頑張って早起きして、早朝の電車を利用しました。

<モディカのバスターミナル>
 モディカのバスターミナルは、バッサ(下の町)の、ウンベルト1世大通りの北端にあります。北端と言っても、町の中心とは離れていません。アルタのドゥオーモのサン・ジョルジョ教会、バッサのドゥオーモのサン・ピエトロ教会、どちらもバスターミナルからは歩いて5~10分くらいです。

 バスの切符は、運転手さんから買うこともできますし、バスターミナルの道路を挟んだところにあるバールでも販売しています。運転手さんは、切符をあらかじめバールで買っておくと喜びます。

モーディカ
 モディカのバスターミナル

<モディカの鉄道駅>
 モディカの鉄道駅は、バッサの町にありますが、バスターミナルとちょうど反対側、大通りの南端です。ウンベルト1世大通りが、Vittorio Veneto通りと名前が変わり、その先にあります。

 こちらは、歩けないほどではないですが、バスターミナルよりは町の中心から離れています。バッサの中心、サン・ピエトロ教会から20分程度です。

 駅周辺は、Vittorio Veneto通りに入ったあたりから、急に町の賑わいがなくなり、ちょっと寂しい雰囲気です。バスターミナルは、地元の人もよく利用していて(というか、バスターミナルでだべっていて)活気がありましたが、鉄道駅は地元民の利用が少ない感じでした。

 駅構内には、一応自動券売機はありますが、窓口は閉まっていました。我々が利用した朝8時頃は、駅員は誰もいない無人駅でした。

 駅での切符の購入が不安な方のために、モディカの中心街で鉄道駅を販売している場所を見つけたので、記載しておきます。

 ウンベルト1世通り南の、Bar Siciliaというバールの隣にある旅行代理店で、鉄道切符を購入することが出来ました。駅の窓口で購入する、刻印が必要な切符ではなく、乗る電車を指定するタイプの、A4の紙の切符で、乗る電車が決まっているため、刻印不要でした。

モディカ
 このお店です。

 参考までにお隣のBar Sicilia→Bar Sicilia(トリップアドバイザーのサイト)

<こんな所に行ってきたよ!>は無料見学できる場所です♪

サン・ピエトロ教会(バッサのドゥオーモ)
●下の町の中心となるバロック式の教会。教会前の、聖人がずらっと並んだ階段がステキです。
●その階段を上り切ったところで、振り返ろう!目の前に、アルタ(上の町)が迫ってくるような景観が素晴らしいです。夜景も綺麗ですよ!
●お昼休みが長いので、中に入るなら、午前中か、午後4時以降です。
サン・ジョルジョ教会(アルタのドゥオーモ)
●アルタ(上の町)の中心となる教会。バロック期の有名なガリアルディという建築家の作品で、モディカのバロック教会の中で、ナンバーワンの外観だと思います。
●こちらは、教会前の広場から、下を見下ろした景観が圧巻です!こちらも、もちろん夜景も綺麗!
●内部もなかなか美しいので、入場観光もおすすめしたいです。昼休みが長いので、午前中か夕方4時以降に行きましょう!
サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会
●アルタのかなり高い場所にある教会。階段の上に堂々と佇む姿が貫録たっぷりです。
PIZZO(展望台)
●サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会の近くにある展望台。教会の左手の方へ、進んでいくと辿り着きます。「PIZZO」と手書きで書かれた看板に沿って歩きました。
●すり鉢状になったモディカの町の、全体像を拝むことが出来ます。


<モディカチョコレートを食べよう!>
 モディカと言えば、モディカチョコレート。この町に来て、モディカチョコを食べないという手はありません!

 モディカチョコレートは、スペイン支配時代に、スペインがシチリア島に持ち込んだ、アステカ文明由来のチョコレートです。モディカの町では、その古くからの製法で、今でもチョコレートが作られています。

 バターやミルクを入れないのが特徴で、カカオと砂糖だけで作るため、普通のチョコレートと比べ、硬くてざらざらした、独特の食感です。日本人にとっては、斬新な味のチョコなので、美味しく感じないという人もいますが、私はひっじょーに美味しかったです。

 また、保存がきくので、お土産にも便利です。

 モディカチョコレートで有名なお店は、バッサのドゥオーモ、サン・ピエトロ教会のお向かいにある、ボナユートという老舗のお店です。モディカでは、あらゆる観光名所を抑えて、このお店が一番観光客が集まっている場所という印象を受けました。

モディカ
 ザラザラしているモディカチョコレート。コーヒーに入れても美味しい!

<モディカおすすめの歩き方>
 モディカは、できれば宿泊観光したい町ですが、ラグーザやカターニアから、日帰りでしか組みこめない旅程の方もいらっしゃるかもしれません。

 必見なのは、アルタ、バッサの各ドゥオーモ、必食なのはモディカチョコ!モディカチョコの有名店が、バッサの近くなので、この3つを、2時間程度で巡ることは可能かもしれません。アルタ、バッサの各ドゥオーモ前が、パノラマスポットになっているのも嬉しいところです。

 その次に訪問したいのが、サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会と、展望台PIZZOでしょう。ここまで行くなら、アルタのかなり高い場所にあるので、半日くらいは観光にかけた方がいいと思います。

 アルタは、階段の道も多く、普通の道路を行くよりショートカットとなる道もたくさんあります。やや迷宮状に道が入り組んでいるので、地図を見てもわかりにくい場所もあったので、迷子になる時間も頭に入れておきましょう。

 モディカは日本のガイド本には詳しい記載のない町ですが、インフォメーションで観光地図がもらえます。ただ、この地図、おそらくだけど、北が上になっていない。そのため、グーグルマップなどとは方向が違ったので、最初は戸惑いました。
 
 個人的には、この観光地図に載っている、バッサのドゥオーモの眼前の高台にある、「Collina dell'itria」という展望台に行ってみたかったのですが、時間がありませんでした。

<モディカに泊まろうっ!>
 というわけで!モディカは、できれば宿泊観光したい町です。だって、チョコレート食べなきゃ!パレルモで、現地の人に、「え?モディカに2泊もしたの?プッ」と笑われましたが、いいんです。私めは宿泊をお勧めしますよ。

 宿泊に便利なのは、バッサのウンベルト1世大通りに面したホテルやB&Bです。ウンベルト1世通りに宿泊すれば、バスターミナルも鉄道駅も徒歩圏内ですし、レストランなども多いです。

 しかし、私はアルタにある、スーツケースを引っ張っていくのが困難極まったホテルに宿泊したのですよ…。でも、後悔はしていない。

  ホテル探しにはBooking.comエクスペディア-世界最大級のホテル予約サイトHotels.comTripAdvisor (トリップアドバイザー)などのサイトがオススメです。

~宿泊したホテル~
 我々が、そもそもモディカに宿泊したのは、CREA Traveller (クレア・トラベラー) 2013年 10月号 [雑誌]で、リーズナブルな値段で宿泊できる邸宅ホテルを見たからなのでありますよ…。こちらです→Palazzo Failla


モディカ
 冬季は、80ユーロで、こんな素敵なお部屋に宿泊できました。

 スタッフさんも親切で、朝ごはんも美味しかった!朝ごはんは7時半からですが、もう少し早く食べたい場合は事前に伝えておけば、併設するバールで取ることが出来ます。バールの朝ごはんは、少し料理の数が減ります。

 アルタの、上の方にあるので、スーツケースを持って上るのは大変でしたが、連絡しておけば、バスターミナルまでは、無料で迎えに来てくれるみたいですね。えへ。後から知ったよ。重い荷物さえなければ、バスターミナルから歩いていくのはそれほど大変ではないです。近道の階段などを使えば、結構近いです。 鉄道駅からは遠いので、タクシーなどを利用した方がいいと思います。チェックアウト時にタクシーを手配してしてもらい、駅までは15ユーロでした。

<おすすめのお店>


bonajuto(ボナユート)(モディカチョコレート)
 前述した、有名な老舗のモディカチョコレートのお店。バッサのドゥオーモのお向かいにお店があります(少しだけ小道を入ったところ)。試食しながら選ぶことができます。非常に多くの味がありますが、お店の方いわく、バニラ、シナモンが定番とのこと。板チョコ(€2~3)だけでなく、20個ほど小さなチョコが入ったもの(€8.5)もあり、職場用のお土産に便利でした。チョコレートだけでなく、その場で食べたカンノーリが、衝撃的に美味しかったので、ぜひ食べてみて下さい!他に、ホットチョコレートを飲んでいる観光客も多かったです。
公式サイト:http://www.bonajuto.it/(日本語あり)
モディカ
Caffe Adamo(カフェ・バール)
 バッサの、大通りから一本入った道にあるバール。何でも美味しく、お店の方も親切でした。ちょっとした軽食を取るのに便利です。ここに置いてあったモディカチョコもかなり美味しかったです!
参考サイト→Caffe Adamo(トリップアドバイザーのページ)
Locanda del Colonnello(レストラン)
 宿泊したPalazzo Faillaの近くにあるカジュアルレストラン。おそらく、ホテルと同じ経営です。リーズナブルなお値段で、なかなか美味しい食事が楽しめました。
公式サイトhttp://www.locandadelcolonnello.it/
Nte Muriana(レストラン)
 バッサのウンベルト1世通りの、南の方にあるお店。とにかく安かったです。味は普通ですが、美味しくないと言うことはないので、食事代を抑えたい方にはおすすめ。
参考サイト→Nte Muriana(トリップアドバイザーのページ)


<おすすめの本>



 私めはコレを読んでモディカ行きを決定したんですぜ。宿泊したホテルも、チョコレート屋さんも載ってますよ。

※「地球の歩き方」には、モディカはほとんど載っていません。

モディカの旅行記はこちらから

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メッシーナ旅行まとめ情報

MESSINA(2015年訪問)

※はじめに※
 我々は日曜日にメッシーナに行ってしまったために、メッシーナ滞在は、大失敗のオンパレードだったよ!なので、このメッシーナ紹介ページは、失敗談がほとんどなので、あまり役に立たないかもしれないよ!でも、むしろ失敗談こそが役に立つかもしれない!と思い、作ったページだよ!よろしくっ!

<メッシーナってどんな町?>
 シチリア北東の端にある、シチリア第三の都市です。シチリア島では、イタリア本土に最も近い町です。

 イタリア本土とシチリア島を隔てているメッシーナ海峡は、わずか3kmの幅です。そこで、イタリア本土とシチリア島を、橋で結んでしまおうという計画が昔からあるらしいのですが、いまだに実現していません。

 橋が架かれば、本土から電車でメッシーナ海峡を渡れるのでしょうが、今現在では、フェリーか、電車ごとフェリーに乗るか、という形で海峡を渡ることになります。「電車ごとフェリーに乗る」というのが、なかなか珍しいことらしく、世界の鉄道ファンの中には、この体験をするために、鉄道でメッシーナ海峡を渡る方もいるそうです。

 町は、シチリア島の北東端、イタリア半島との玄関口などという立地のため、昔から港町として栄えました。今でも、シチリア州の小さな島々に行くための港があります。

 町並み自体は、地震が多い土地柄のため、あまり古い建物は残っていません。

 観光客にとって、メッシーナの一番の見所は、カラヴァッジョの2作品を所蔵している、州立共同美術館だと思います。

メッシーナ
 こちらは、町に残っている、ノルマン時代のサンティッシマ・アンヌンツィアータ・デイ・カタラーニ教会。

<メッシーナへのアクセス>
1.イタリア本土から
 前述したように、鉄道で、電車ごとフェリーに乗り込んでメッシーナに到達することができます。ただし、この方法で本土からメッシーナに到達するには、ナポリやローマなどから、Intercityなどの長距離特急列車を利用する必要があります。

 本土の、メッシーナの対岸にある、レッジョ・ディ・カラブリアという町からメッシーナに行くには、鉄道を使う方法は、乗り換えが多く不便なので、おそらくフェリーに直接乗っちゃう方が、便利だと思います。実際に使ったわけではないので推測ですが。

 電車ごとフェリー、というのが面白そうなんですけどね。観光客以外にとっては、わざわざ電車ごと乗る必要ないよ、直接人間がフェリーに乗っちゃいなよ、ということなんでしょうね。

2.カターニアから
 電車で1時間20分~2時間。片道€7.6(各停)。鉄道が不便なシチリアで、この路線は本数が1時間に一本程度はあるので、珍しく便利です。他に、SAIS社のバスも運行しています。

3.パレルモから
 電車で3時間程度。片道€12.8(各停)。他に、SAIS社のバスでも行けます。

<こんな所に行ってきたよ!>は無料見学できる場所です♪
マリア・アッカシーナ州立共同美術館
●カラヴァッジョ作品を二つ所蔵することで有名なこの美術館、確かに「行った」んだけれども、入ってはいないのでありますよ…。定休日は火曜なのに、3月8日の日曜日、女性の日だからとか何とかで、閉まっていたのだ。
●一応こちらが公式サイトで、日曜・祝日も13時までは開いていると書いてあるが、信じない方がよいですよ。というか、特に冬場は、日曜は行かない方が無難かもしれない。
●駅からトラムに乗って行けば、終点らしいのだが、日曜は、どこもタバッキが閉まっていて、トラムの切符が購入できませんでした。駅のバールでは購入できませんでした。そんなことからも、日曜は行かない方がいい
●だから、私たちはメッシーナの鉄道駅から歩きましたよ。1時間弱かかりましたよ。雨の中歩いて、ようやくたどり着いたら、閉まってたという…。だから、日曜は…(もういい)。
●ちなみに、入り口は大通りに面してません。建物の側面、駅側の方の坂を上った先になります。
ドゥオーモ
●正午くらいに、鐘楼の仕掛け時計がクルクル回る。正直、冒頭でニワトリがクォケコッコー!と叫ぶ以外は、クルクル回るだけなので、芸は無い(前述したとおり、美術館で痛い目に合ったので、見ていたときの我々の精神状態が海抜0メートルであったことは考慮されたし)。
サンティッシマ・アンヌンツィアータ・デイ・カタラーニ教会
●ノルマン様式の、12世紀建立の古い教会。これは風情がありました。しかし、残念なことに中には入れませんでした。


<おすすめのお店>
 日曜日に行ったらさ、ほとんどの店が閉まってたんだよ!日曜日に行ったらさ!

<メッシーナ港>
 リパリ島に行くのに利用したので、メッシーナ港を紹介しておきますね。鉄道駅から歩いてすぐの場所にあります。

リパリ島

 この港とは別に、州立共同美術館に行く途中にも、港がありました。メッシーナ港を利用する場合は、どちらの港から船が発着するのか、確認しておいた方がよいでしょう。もう一つの港は、鉄道駅から数十分は歩いた場所にありました。

<メッシーナ旅行におすすめの本>


 地球の歩き方の南イタリア版に、メッシーナが詳しく載っていますが、州立共同美術館の気まぐれな休館のことは、さすがに書いていないよ!購入の際は、最新版かどうか確認を!



メッシーナの旅行記はこちらから

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辺獄

Author:辺獄
貧乏なくせに、イタリア旅行というお金のかかる趣味を持ってしまった、「イタリア旅行貧乏」です。旅行は楽し♪びんぼーも楽し♪がモットーです!
ついでにイタリア語も楽し♪
好きなイタリアの画家はボッティチェリ!

(limba→辺獄へ和訳改名しました!)

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