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3/3ラヴェンナ②~嗚呼、おじいちゃん、おじいちゃん

<本日のイタリア旅行記メニュー>
○ネオニアーノ洗礼堂
○大司教博物館
○ダンテの墓

 今日は12時半の電車でラヴェンナを出発するので、午前中に、B&Bで朝ごはんをたんまり食べてから近くのモザイクを見に行くことに。朝ごはんはとっても美味で、またスタッフもとても親切だったので「お、まんじゃーと、もるとべーね(=とても美味しく頂きました)」と挨拶してから、名残惜しく、残り少ないラヴェンナ散歩へ。

 ドゥオーモ近くの(ちなみにこのドゥオーモにはモザイク無し)ネオニアーノ洗礼堂へ行き、どうせ昨日と同じく貸切だろうと思って入ると、すさまじい人口密度!何だこれは…。よくよく見ると中学生くらいのアメリカの修学旅行生がずらーっと座って、先生が何やら説明している。仕方ないので、ご一行様が去ってからゆっくり見ようと思って、我々は端っこの方を見学しながら待つ。そして、ご一行様が洗礼堂を出る時、先生は我々にも「いっつたーいむ!」と間違って声をかけてしまい、「おー、そーりー!」と照れていた。こちらのモザイクは、人物よりも、椅子や本など、調度品に力を入れている風で、手抜きなく窓枠から柱までびっしりと石が埋め込まれていた。天井だけでなく、目線の高さまでモザイクがあるので、かなり至近距離でモザイクを見ることができた唯一の場所でした。

 そして、次に、ネオニアーノ洗礼堂すぐ近くの大司教博物館へ。…って、どこ?…ラヴェンナ初の迷子である。しかし、地球の歩き方の地図を見ると、迷子になるはずもない近くなのである。イタリア語で博物館は「ムぜオ(MUSEO)」なのだが、近くに「MVSEO」と書いてある建物がある。ムヴセオ?とりあえずそのムヴセオに行ってみるが、どこにも入り口がない。階段があったので、当てもなく上ると、ザッケローニ元インテル監督に似たお兄さんが事務所みたいな所に座っていて、我々が上ってきたのを見て、「下だよ!」と指差す。下?また下る。

 地図をさかさまにして見たり、通り名を確かめてみたり。何人かのラヴェンナ人に聞いてみたのだが、ラヴェンナ人、そもそも大司教博物館って何のこと?という反応。だが、みんな、一応「あっち」とそれぞれ違う方向を指す。イタリア人が、知らない場所でも親切心から適当に教えてしまうというのは本当のことかも…。ようやく、先程のムヴセオの近くでお姉さんが、「良くは知らないけど、あの建物のことだと思うわ。ただ、多分だけど閉まってるわよ」と、ムヴセオを指差す。とりあえずもう一度、ムヴセオに行ってみると、民家っぽい所からよろよろと上品なおじいさんが出てきた。本当によろよろしていたのだが、我々は藁をもすがる気持ちで、地図を指差して尋ねると、おじいさんは大変スローな動きでわざわざ眼鏡をかけて地図を見てくれた後、我々をじっと見て、手招きした。おお!やっと大司教博物館に辿り着けるのか!そして、先程我々が上った階段をよろよろ上りながら、「ジャッポネージ?(君たち日本人?)」と尋ねたので、我々はスィ、スィ!と頷く。

 そして階段を上りきったところで、さっきの「下!」と指差したザック似のお兄さんが慌てたように出てきて、「君たち、違うよ、下だよ」と我々を導こうとした。おじいさんは、そのまま奥に行ってしまう。お兄さんが我々を下に連れて行こうとしたので、「あ、でも、彼が…」と私たちがおじいさんを指差すと、「あっちは事務所だよ。さあ一緒においで」と言う。我々はイマイチ良く分からないまま、お兄さんについて下に降りると、お兄さんはドゥオーモを指差して「さあ、ここだよ!」と胸を張って言う。我々が「ノーノー。ムゼオ!」と言うと、今度はネオニアーノ洗礼堂を指差す。最後はネオニアーノ洗礼堂の受付嬢が出てきて、「今日はムゼオは休みなのよ」と教えてくれた。

 お兄さんと受付嬢にお礼を言って、歩き出しながら、私「結局、おじいさんは何だったんだろ…」と言うと、姉「…たぶんさ、司教さんだったんじゃないかな…。私達が日本からわざわざ来たと知って、今日は本当はお休みなんだけど、カギを開けてくれようとしたんじゃないの?」。エーっ!?考えれば考えるほど、そうだったような気がしてきた。おじいさん、何にも言わないから…。言葉の壁があって、お兄さんに「あのおじいさんがついてくるように言ったのよ」と説明できなかったことと、私たちがお兄さんについて行ってしまい、おじいさんの前から忽然と消えてしまったことにおじいさんがびっくりしただろうと思うと、とってもヘコんでしまった…。旅行初めてのヘコみだった

 へコんだ気持ちのままダンテの墓に行った。そもそもラヴェンナ行きを決めたのは、ダンテの「神曲」を読んだ時に、ダンテがフィレンツェからラヴェンナに追放されたとかいう部分を読んで、ラヴェンナってどんな町だろう?と思ってガイドを見たのが始まりだった。ラヴェンナ来れたのもダンテのおかげ。ダンテのお墓はひっそりとしていて、蔦に覆われていた。特別大きな看板も無いので、普通に通り過ぎてしまいそうだった。とりあえず、ダンテにお礼を言う。だが、我々のどちらかが「おじいちゃん…」とつぶやくと、二人とも何度でもヘコんだ。

おじいちゃん…

<本日のイタリア語旅行フレーズ>
お まんじゃーと もるとべーね(Ho mangiato molto bene.)
「とても美味しくいただきました」…とっても美味しくてサービスの良かったレストランなどで使える表現♪「もるとべーね」だけでも通じると思います☆

3/3フィレンツェ①~ジプシーに見捨てられた夜に続く

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(limba→辺獄へ和訳改名しました!)

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