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ラグーザ旅行まとめ情報

RAGUSA(2015年訪問)

<ラグーザってどんな町?>
 ラグーザは、シチリア島東南部の、世界遺産に登録されている、「ノート渓谷の後期バロック都市」の一つです。この世界遺産に登録されている地域は、17世紀の大地震の後、バロック様式で計画的に再建された町々ですが、その中でも、特にラグーザは有名で、人気の観光都市です。

 その人気の理由は、まずは、ラグーザは三方を谷に囲まれ、まるで緑の中の島のような形をしていて、非常に独特な外観をしています。谷に囲まれた町なので、町には谷をつなぐ三本の橋が架かっていて、その橋を渡ってラグーザの町に入ります。

 ラグーザの町は、スペリオーレ(上の町)と、イブラ(下の町)に分かれているのですが、スペリオーレからイブラを見下ろした時の美しい景観は有名です。

 また、周囲のバロック都市と比べても、美しいバロック教会やお屋敷が数多く残り、町の景色、建物の美しさ、両方を楽しめる町となっています。

 スペリオーレ(上の町)とイブラ(下の町)は、ずいぶん雰囲気が違います。それは、町の歴史が違うためです。

 17世紀の大地震で町が崩壊した後、ラグーザは、元の町並みを生かして再建するか、完全に別の場所に新しい町を建設するかで、意見が分かれます。その結果、元の町並みから再建された町がイブラ、新設されたのがスペリオーレと、二つのラグーザが出来上がったそうです。

 スペリオーレは、計画都市らしく、直線道路が直角に交わる、整然とした街並みです。整然として開けている分、どこか明るく近代的な雰囲気があり、少しオシャレな印象を受けます。

 それに対しイブラは、古い中世以前の街並みを利用して作ったため、うねった道が迷宮状になっていて、カーブを曲がると、急に教会や大きな建物が現れる面白さがあります。

 そんなわけで、ラグーザは、スペリオーレもイブラも、丹念に歩いて回りたい町です。バス停や鉄道駅は中心街から離れていて、やや交通の面では不便なので、ゆとりのある訪問計画を立てましょう。

ラグーザ
 スペリオーレからイブラを見下ろす。

ラグーザ
 堂々たるイブラのドゥオーモ。

<ラグーザへのアクセス>
1.カターニアから
 駅、ボルセッリーノ広場から、ETNA社のバスで行くことが出来ます。所要時間は2時間弱、片道€8.6、往復€13。シチリアのバスライフの中では、1時間に1本程度本数があるので、便数が多い方です。

2.モディカから
 私たちはモディカから行きました。ASTのバスで30分程度です。往復で€4.2(片道はおそらく€2.7)。鉄道で行く方法もありますが、バスの方が便数が多いので便利です。モディカのバスターミナルの、道路を挟んだところにある、バールの前からバスに乗ります。降りるバス停については、後述します。
 
3.シラクーサから
 シラクーサとも、バス・鉄道でも結ばれています…が、ASTのバスだと、3時間以上かかります。鉄道は、2時間半弱なので、ギリギリ許容範囲にも思えますが、本数が少ないです(特にラグーザからの便が少ない)。よっぽど旅の達人でない限りは、シラクサ―ラグーザ間の日帰りは、避けた方がいいかもしれません。

<ラグーザのバス停から市街地まで>
 事前の情報では、ラグーザのバスターミナルは、ラグーザの旧市街から遠く、バスターミナルから、さらに11番の市バスに乗って市街地に行かなければならないと聞いていました。そのバスターミナルは、Via Zamaという通りにあります(スペリオーレの町までは歩いて行けないこともないらしい)。

 ところが、我々がモディカからラグーザに行った際に、運転手さんに降りるように指示された場所は、鉄道駅とそう変わらない場所で、歩いて10分弱程度でラグーザ・スペリオーレ(上の町)にたどり着くことが出来ました。帰る時も、同じ場所からバスに乗れました。

ラグーザ
 これが我々が使ったバス停です。Via Risorgimentoという通りにあります。ASTのバス停なので、AST以外のバスは、ここに停まらない可能性が高いと思います。また、ASTでも、モディカ方面から向かわないバスは、Via Zamaのバスターミナルが終点となり、このバス停まで来ないかもしれません。

 もし、このVia Risorgimentoのバス停からラグーザ市街地に向かうには、最短距離で行くなら、バス停を、モディカから来た方向にやや戻り、左折して、Via G.Migliorisiという通りに入ります。病院を左側に見ながら、そのまま真っ直ぐ進むと、ラグーザのスペリオーレにかかっている三本の橋の真ん中の橋に続くので、その橋を渡って進めば、スペリオーレのカテドラルの前に出ます。

 不安な方は、バス停からすぐのガソリンスタンドを右折し、Viale Siciliaという通りの方へ行けば、その先に鉄道駅が見えてきます。鉄道駅は地球の歩き方の地図にも載っているので、後は、地図に従って中心街に向かえばOKです。

 このバス停に、どこからのバスが停まるのは、定かな情報ではないので、モディカ方面以外からラグーザに向かう方は、Via Zamaのバスターミナルから市街地に向かうつもりで、計画を立てた方がいいです。

<ラグーザの鉄道駅>
 ラグーザの鉄道駅は、直接利用はしませんでしたが、目の前を通ったので、紹介しておきます。中心街のふもとにありますが、駅から中心街までは5~10分で、じゅうぶん歩ける距離です。

 駅周辺は、車の通りも多く、モディカ駅のように寂しい雰囲気ではありませんでしたが、駅の中までは入らなかったので、モディカと同じように、無人駅の時間帯がある可能性があります。鉄道でラグーザに向かう方は、念のため往復で切符を買っておいた方がよいかもしれません。

<こんな所に行ってきたよ!>は無料見学できる場所です♪
ラグーザ・スペリオーレ(上の町)
カテドラル・サン・ジョヴァンニ・バッティスタ(スペリオーレのドゥオーモ)
●上の町の中心となるバロック式の教会。バロック式ですが、どこかすっきりとした感じの、威厳たっぷりの聖堂です。
●私が行った時は、正面の扉が閉まっていたので、あいやーと思いましたが、右側面の扉から入れました。
ベルティーニ邸
●スペリオーレからイブラに向かう際に通る、イタリア大通りに面したバロック式のお屋敷。中には入れません。3つの扉の上についている、3つの怪人面が有名なのですが、保護のため、網で覆われていて、見づらかったです。
サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会
●スペリオーレとイブラを結ぶ階段の途中にある教会。教会そのものではなく、教会前からイブラを見下ろす景色が素晴らしく、イブラを見下ろすビュースポットの一つです。

ラグーザ・イブラ(下の町)
プルガトリオ教会
●イブラにようこそ、という感じで、イブラの入り口に立っている、小振りながらも印象的なバロック教会。
●教会に上がって行く階段を上り、そこからスペリオーレの町を振り返ると、なかなか面白い風景です。
コゼンティーニ邸
●ラグーザの、バロック建築の代表的なお屋敷。中には入れませんが、奇妙にくねったバルコニー装飾を、外からたっぷり楽しむことが出来ます。
●お屋敷の左手の階段を上って行くと、サンタ・マリア・デッリトリア教会の正面に出ます。この界隈の雰囲気が好きでした。
サン・ジョルジョ大聖堂(イブラのドゥオーモ)
●下の町の中心となるバロック式の教会。ガリアルディ設計です。
●正面の扉は閉まっていましたが、左側側面から入ることが出来ました。
●聖堂を正面に見て、右側にあるカフェのテラス席に座って眺めるのが、ベストショットです。
ロッカ邸
●ドゥオーモの後ろにある、バロックのお屋敷。中には入れませんが、ここもバルコニー装飾が面白いです。
サン・ジュゼッペ教会
●イブラのドゥオーモ前の、坂を下ったところにある、ガリアルディ設計の教会。小さいながらも美しい教会です。
イブレオ庭園
●イブラの一番奥まったところにある庭園。周囲の谷を見渡すことができます。また、庭園内には、見所のある教会がいくつかありますので、時間がある方にはおすすめします。


<ラグーザのおすすめの歩き方>
 「貴族の友人ホテル」目当てに、モディカに宿泊し、ラグーザを日帰り観光にした私めが言うのも何ですが、ラグーザは、できることなら宿泊観光がおすすめです。

 見所が多く、また、町自体も二つに分かれていてそれなりに広いので、十分に楽しむには、それなりの時間が必要です。おそらく、イブラを見下ろす夜景も綺麗なんじゃないかと思います。
 
 夜景を目当てにするなら、サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会周辺に宿を取るのがよいです。ホテル探しには、ホテル探しにはBooking.comエクスペディア-世界最大級のホテル予約サイトHotels.comTripAdvisor (トリップアドバイザー)などのサイトがオススメです。

 もし、どうしても日帰りでしか日程を組めない場合、必見なのは、とにもかくにもイブラを見下ろす風景でしょう。

 サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会前の階段からの眺めが有名ですが、個人的には、この階段を降り切って、車道をくねくねと降りていく途中で、蒼い屋根の教会(サンタ・マリア・デッリトリア教会)を間近に見れるポイントがあり、その風景が一番美しいと思いました。

 コゼンティーニ邸、イブラのドゥオーモあたりも必見ですので、日帰りの場合は、スペリオーレの観光は後回しにして、まずはイブラを見下ろすポイントをめざし、その後イブラの観光(時間がなければ、私ならイブレオ庭園は省きます)、残った時間でスペリオーレの観光、というのがいいと思います。

<おすすめのお店>
Duomo(レストラン)
 ドゥオーモの裏にある、有名な有名なミシュランレストラン。高級店ですが、その値段の高さにも関わらず、トリップアドバイザーで高評価であることに恐れをなした我々は、貧乏人のくせにチャレンジしました。人生とはチャレンジである。で、そのチャレンジの結果、大変満足したのである。詳しいことは、この幸せなレポートを読んで頂くとしてですね、ランチは一人45ユーロのコースでした。ドレスコードは別に気にせずとも入店できるのも嬉しい限りです。3月は、予約なしでも大丈夫そうでしたが、夏季は通りかかった時に、予約しておいた方が吉かもしれません。
参考サイト:Duomo(トリップアドバイザーのページ)
Al Borgo(カフェ・軽食)
 イブラのドゥオーモを正面に見て、すぐ右側にあるカフェ。ここのテラス席からは、ドゥオーモのベストショットが拝めます。テーブル席に座っても、エスプレッソ程度なら€2程度で飲めるので、立地最高の割には、ぼったくり価格でなく、良心的です。観光のついでに、トイレを利用したい場合も、このカフェで休むと便利です。
参考サイト→Al Borgo(トリップアドバイザーのページ)


<ラグーザ旅行におすすめの本>


A13 地球の歩き方 南イタリアとマルタ 2016~2017
 地球の歩き方の南イタリア版。ラグーザは結構詳しく載っています。ただ、イブラを見下ろす写真は、地球の歩き方より、個人の方のブログの方が綺麗なものが多いです。購入の際は、最新版かどうか確認を!


CREA Traveller 2013Autumn NO.35 [雑誌]
 レストラン「Duomo」が詳しく載ってますよ!


シチリアへ行きたい (とんぼの本)
 この本は、読み物として読んで行くと面白いです。


ラグーザの旅行記はこちらから

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貧乏なくせに、イタリア旅行というお金のかかる趣味を持ってしまった、「イタリア旅行貧乏」です。旅行は楽し♪びんぼーも楽し♪がモットーです!
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(limba→辺獄へ和訳改名しました!)

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