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モディカ旅行まとめ情報

MODICA(2015年訪問)

<モディカってどんな町?>
 シチリア島東南部の、ノート渓谷という山間にある町です。この一帯は、17世紀の大地震の後、バロック様式で計画的に再建され、世界遺産に登録されている町が多くありますが、モディカもその一つです。ちなみに、イタリア語風に発音すると、伸ばす発音になるため、「モーディカ」と表記されることもあります。

 モディカは、すり鉢状の地形に、折り重なるように作られた建物が作り出す景観が特徴です。すり鉢の一番下の部分に、ウンベルト1世通りという大通りが通っていて、この大通りを中心とした区画が下の町「バッサ」、大通りから上の方に広がって行く上の町を「アルタ」と呼んでいます。

 レストランやカフェなどが多く集まって、賑やかな雰囲気なのはバッサです。各町からやってくる長距離バスのターミナルや、鉄道駅もこのバッサにあります。

 それに対し、アルタに行けば行くほど、車の通れない階段状の狭い道が増え、迷宮風になって行きます。面白いのは、バッサにもアルタにも、それぞれ大聖堂的な役割を果たす、中心となる教会があることです。

 町の規模としては、徒歩で周れる大きさではありますが、アルタの町は急な坂道も多いので、アルタに宿泊する際は、スーツケースを持って移動するのが少々大変です(我々は気合で乗り切った)。

 言い忘れてはならないのは、この町のチョコレート。モディカは、トリノ、ペルージャと共に、イタリアの三大チョコレート町(?)と呼ばれ、モディカチョコレートという、独特の製法で作られるチョコレートで有名です。日本ではなかなか食べる機会のないチョコレートだと思いますので、ぜひモディカに行った際には味わってみて下さい。 

 このチョコレートを食べまくる時間まで考慮すると、モディカは、少なくとも丸一日は滞在したい町だと思います。我々は、モディカ観光に、1日半ほど使うことが出来ましたが、やや消化不良に感じました。ラグーザからの日帰りはOKだと思いますが、カターニアやシラクーサからの日帰りだと、急ぎ足観光になってしまうかもしれません。

 また、モディカの地元の皆さんは、穏やかで親切な方が多く、町全体の温かい雰囲気も心に残りました。

モディカ
 アルタのバロック様式のドゥオーモ。

<モディカへのアクセス>
1.カターニアから
 駅、ボルセッリーノ広場、カターニア空港から、ASTのバスで行くことが出来ます。所要時間は2時間強、片道€9。

 我々は、ボルセッリーノ広場から乗りました。大きな道路に面した、Interbus社などの切符を売っているブースの前からバスに乗ることが出来ます。このブースではASTのバス切符は販売していないので、運転手さんから直接買います。

2.ラグーザから
 ラグーザとは、ASTのバスで30分程度で結ばれています。往復で€4.2(片道はおそらく€2.7)。鉄道で行く方法もありますが、バスの方が便数が多いので便利です。
 
3.シラクーサから
 シラクーサとも、バス・鉄道でも結ばれています。バスの方が本数が多いのですが、鉄道の方が所要時間が短いので、我々は鉄道を利用しました。

 鉄道だと1時間40分程度。シラクーサからは3時間に一本くらいの間隔で、一日4本ほど電車があります。逆に、モディカからは、早朝と夜の電車しかありません(2016年の情報)。

 バスだとASTで、2時間半~3時間ほどかかり、乗り換えが必要になる便がほとんどです。

 そのため、我々はモディカからシラクーサに移動したのですが、頑張って早起きして、早朝の電車を利用しました。

<モディカのバスターミナル>
 モディカのバスターミナルは、バッサ(下の町)の、ウンベルト1世大通りの北端にあります。北端と言っても、町の中心とは離れていません。アルタのドゥオーモのサン・ジョルジョ教会、バッサのドゥオーモのサン・ピエトロ教会、どちらもバスターミナルからは歩いて5~10分くらいです。

 バスの切符は、運転手さんから買うこともできますし、バスターミナルの道路を挟んだところにあるバールでも販売しています。運転手さんは、切符をあらかじめバールで買っておくと喜びます。

モーディカ
 モディカのバスターミナル

<モディカの鉄道駅>
 モディカの鉄道駅は、バッサの町にありますが、バスターミナルとちょうど反対側、大通りの南端です。ウンベルト1世大通りが、Vittorio Veneto通りと名前が変わり、その先にあります。

 こちらは、歩けないほどではないですが、バスターミナルよりは町の中心から離れています。バッサの中心、サン・ピエトロ教会から20分程度です。

 駅周辺は、Vittorio Veneto通りに入ったあたりから、急に町の賑わいがなくなり、ちょっと寂しい雰囲気です。バスターミナルは、地元の人もよく利用していて(というか、バスターミナルでだべっていて)活気がありましたが、鉄道駅は地元民の利用が少ない感じでした。

 駅構内には、一応自動券売機はありますが、窓口は閉まっていました。我々が利用した朝8時頃は、駅員は誰もいない無人駅でした。

 駅での切符の購入が不安な方のために、モディカの中心街で鉄道駅を販売している場所を見つけたので、記載しておきます。

 ウンベルト1世通り南の、Bar Siciliaというバールの隣にある旅行代理店で、鉄道切符を購入することが出来ました。駅の窓口で購入する、刻印が必要な切符ではなく、乗る電車を指定するタイプの、A4の紙の切符で、乗る電車が決まっているため、刻印不要でした。

モディカ
 このお店です。

 参考までにお隣のBar Sicilia→Bar Sicilia(トリップアドバイザーのサイト)

<こんな所に行ってきたよ!>は無料見学できる場所です♪

サン・ピエトロ教会(バッサのドゥオーモ)
●下の町の中心となるバロック式の教会。教会前の、聖人がずらっと並んだ階段がステキです。
●その階段を上り切ったところで、振り返ろう!目の前に、アルタ(上の町)が迫ってくるような景観が素晴らしいです。夜景も綺麗ですよ!
●お昼休みが長いので、中に入るなら、午前中か、午後4時以降です。
サン・ジョルジョ教会(アルタのドゥオーモ)
●アルタ(上の町)の中心となる教会。バロック期の有名なガリアルディという建築家の作品で、モディカのバロック教会の中で、ナンバーワンの外観だと思います。
●こちらは、教会前の広場から、下を見下ろした景観が圧巻です!こちらも、もちろん夜景も綺麗!
●内部もなかなか美しいので、入場観光もおすすめしたいです。昼休みが長いので、午前中か夕方4時以降に行きましょう!
サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会
●アルタのかなり高い場所にある教会。階段の上に堂々と佇む姿が貫録たっぷりです。
PIZZO(展望台)
●サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会の近くにある展望台。教会の左手の方へ、進んでいくと辿り着きます。「PIZZO」と手書きで書かれた看板に沿って歩きました。
●すり鉢状になったモディカの町の、全体像を拝むことが出来ます。


<モディカチョコレートを食べよう!>
 モディカと言えば、モディカチョコレート。この町に来て、モディカチョコを食べないという手はありません!

 モディカチョコレートは、スペイン支配時代に、スペインがシチリア島に持ち込んだ、アステカ文明由来のチョコレートです。モディカの町では、その古くからの製法で、今でもチョコレートが作られています。

 バターやミルクを入れないのが特徴で、カカオと砂糖だけで作るため、普通のチョコレートと比べ、硬くてざらざらした、独特の食感です。日本人にとっては、斬新な味のチョコなので、美味しく感じないという人もいますが、私はひっじょーに美味しかったです。

 また、保存がきくので、お土産にも便利です。

 モディカチョコレートで有名なお店は、バッサのドゥオーモ、サン・ピエトロ教会のお向かいにある、ボナユートという老舗のお店です。モディカでは、あらゆる観光名所を抑えて、このお店が一番観光客が集まっている場所という印象を受けました。

モディカ
 ザラザラしているモディカチョコレート。コーヒーに入れても美味しい!

<モディカおすすめの歩き方>
 モディカは、できれば宿泊観光したい町ですが、ラグーザやカターニアから、日帰りでしか組みこめない旅程の方もいらっしゃるかもしれません。

 必見なのは、アルタ、バッサの各ドゥオーモ、必食なのはモディカチョコ!モディカチョコの有名店が、バッサの近くなので、この3つを、2時間程度で巡ることは可能かもしれません。アルタ、バッサの各ドゥオーモ前が、パノラマスポットになっているのも嬉しいところです。

 その次に訪問したいのが、サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会と、展望台PIZZOでしょう。ここまで行くなら、アルタのかなり高い場所にあるので、半日くらいは観光にかけた方がいいと思います。

 アルタは、階段の道も多く、普通の道路を行くよりショートカットとなる道もたくさんあります。やや迷宮状に道が入り組んでいるので、地図を見てもわかりにくい場所もあったので、迷子になる時間も頭に入れておきましょう。

 モディカは日本のガイド本には詳しい記載のない町ですが、インフォメーションで観光地図がもらえます。ただ、この地図、おそらくだけど、北が上になっていない。そのため、グーグルマップなどとは方向が違ったので、最初は戸惑いました。
 
 個人的には、この観光地図に載っている、バッサのドゥオーモの眼前の高台にある、「Collina dell'itria」という展望台に行ってみたかったのですが、時間がありませんでした。

<モディカに泊まろうっ!>
 というわけで!モディカは、できれば宿泊観光したい町です。だって、チョコレート食べなきゃ!パレルモで、現地の人に、「え?モディカに2泊もしたの?プッ」と笑われましたが、いいんです。私めは宿泊をお勧めしますよ。

 宿泊に便利なのは、バッサのウンベルト1世大通りに面したホテルやB&Bです。ウンベルト1世通りに宿泊すれば、バスターミナルも鉄道駅も徒歩圏内ですし、レストランなども多いです。

 しかし、私はアルタにある、スーツケースを引っ張っていくのが困難極まったホテルに宿泊したのですよ…。でも、後悔はしていない。

  ホテル探しにはBooking.comエクスペディア-世界最大級のホテル予約サイトHotels.comTripAdvisor (トリップアドバイザー)などのサイトがオススメです。

~宿泊したホテル~
 我々が、そもそもモディカに宿泊したのは、CREA Traveller (クレア・トラベラー) 2013年 10月号 [雑誌]で、リーズナブルな値段で宿泊できる邸宅ホテルを見たからなのでありますよ…。こちらです→Palazzo Failla


モディカ
 冬季は、80ユーロで、こんな素敵なお部屋に宿泊できました。

 スタッフさんも親切で、朝ごはんも美味しかった!朝ごはんは7時半からですが、もう少し早く食べたい場合は事前に伝えておけば、併設するバールで取ることが出来ます。バールの朝ごはんは、少し料理の数が減ります。

 アルタの、上の方にあるので、スーツケースを持って上るのは大変でしたが、連絡しておけば、バスターミナルまでは、無料で迎えに来てくれるみたいですね。えへ。後から知ったよ。重い荷物さえなければ、バスターミナルから歩いていくのはそれほど大変ではないです。近道の階段などを使えば、結構近いです。 鉄道駅からは遠いので、タクシーなどを利用した方がいいと思います。チェックアウト時にタクシーを手配してしてもらい、駅までは15ユーロでした。

<おすすめのお店>


bonajuto(ボナユート)(モディカチョコレート)
 前述した、有名な老舗のモディカチョコレートのお店。バッサのドゥオーモのお向かいにお店があります(少しだけ小道を入ったところ)。試食しながら選ぶことができます。非常に多くの味がありますが、お店の方いわく、バニラ、シナモンが定番とのこと。板チョコ(€2~3)だけでなく、20個ほど小さなチョコが入ったもの(€8.5)もあり、職場用のお土産に便利でした。チョコレートだけでなく、その場で食べたカンノーリが、衝撃的に美味しかったので、ぜひ食べてみて下さい!他に、ホットチョコレートを飲んでいる観光客も多かったです。
公式サイト:http://www.bonajuto.it/(日本語あり)
モディカ
Caffe Adamo(カフェ・バール)
 バッサの、大通りから一本入った道にあるバール。何でも美味しく、お店の方も親切でした。ちょっとした軽食を取るのに便利です。ここに置いてあったモディカチョコもかなり美味しかったです!
参考サイト→Caffe Adamo(トリップアドバイザーのページ)
Locanda del Colonnello(レストラン)
 宿泊したPalazzo Faillaの近くにあるカジュアルレストラン。おそらく、ホテルと同じ経営です。リーズナブルなお値段で、なかなか美味しい食事が楽しめました。
公式サイトhttp://www.locandadelcolonnello.it/
Nte Muriana(レストラン)
 バッサのウンベルト1世通りの、南の方にあるお店。とにかく安かったです。味は普通ですが、美味しくないと言うことはないので、食事代を抑えたい方にはおすすめ。
参考サイト→Nte Muriana(トリップアドバイザーのページ)


<おすすめの本>



 私めはコレを読んでモディカ行きを決定したんですぜ。宿泊したホテルも、チョコレート屋さんも載ってますよ。

※「地球の歩き方」には、モディカはほとんど載っていません。

モディカの旅行記はこちらから

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貧乏なくせに、イタリア旅行というお金のかかる趣味を持ってしまった、「イタリア旅行貧乏」です。旅行は楽し♪びんぼーも楽し♪がモットーです!
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(limba→辺獄へ和訳改名しました!)

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