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3/18エピローグ シャンパンはお肌にいいんだよ

<今回のイタリア旅行記メニュー>
パリ経由(JAL便)で日本に帰国

 本日は、帰国する日である。

 フィレンツェは、空港が、なかなか市街地に近い町である。何せ、中心街から、バスで30分足らずで到着できるのだ。

 そんな便利なフィレンツェのアメリゴ・ヴェスプッチ空港だが、荷物もあるし、3人だし、我々はタクシーを利用することにして、オーナーさんに頼んで、レジデンス前にタクシーに来てもらった。フィレンツェの空港から中心街は、定額で20ユーロである。他に、スーツケース代を、ひとつにつき1ユーロ取られる。

 タクシー内にタクシー料金表が貼ってあったので、何気なく見てみると、フィレンツェのタクシーは、女性が夜9時以降に、一人でタクシーを利用する場合は10%割引してくれるらしい。へー。初めて知ったよ。

 フィレンツェのアメリゴ・ヴェスプッチ空港は、2011年の旅行で利用したことがある。その時は、何だかもっさりした空港というイメージだったが、改装したのか、なかなかクリーンでモダンな空港になっていた。

フィレンツェ
 クリーン!

フィレンツェ
 モダーン!

 で、まずは、免税手続きに行こうっ!フィレンツェ空港は小さいこともあって、免税手続きのカウンターはすぐに見つかった。地球の歩き方の地図に載っている通りの場所で、空港内で「TAX FREE」みたいな表示を探して、それに従って行けばたどり着ける(要するに、どこにあったか忘れたけど、下知識なしでもたどりつけるよ!)。

CIMG6542-2_convert_20150131022627.jpg
 よくわかんないけど、まずは、左側の白いカウンターに、お店で記入してもらった何か紙(=免税伝票と言うらしい)を提出。パスポートと、搭乗券(eチケット)を提示するように言われるので、見せる。そしたら、「何か紙」に、ポーンとスタンプを押してもらえるよ!

 そして、その「何か紙」を、右側の青いカウンターに提出して、「お金はどのようにして返しますか?」と聞かれるので、「ユーロでお願いします」と答えて、ユーロを受け取って、終了ー!わーい、お金もらっちゃった!(もらったんじゃなくて返ってきただけです)

 返還分は、ユーロで受け取るのが、一番手続きとしては簡単だと思う。他にも、円で受け取ったり、銀行振り込みにしたりできるらしいのだが、その場合は、他にいろいろと手続きが必要だと思う。我々は何せ免税初心者なので、一番簡単にユーロで受け取った。

 気になる還元率は、150ユーロくらいの買い物で、17ユーロ返って来たから、購入した品物にもよるとは思うが、10%強は返ってきた。結構嬉しいもんだね(何度も言いますが、お金もらってるんじゃないよ、返ってきただけなんだよ!)。

 ちなみに…だが、場合によっては、カウンターで、購入した商品そのものを見せるように言われることもあるそうだ。なので、一応、購入した商品は、持って行ったほうがよい。また、免税対象となるのは「未使用品」らしいので、お店で購入したままの状態で持っていこう!私のように、買ったものを、袋を開けてしげしげと見つめたくなる習性の持ち主もいると思うが、グッとがまんしようっ!

 我々は、購入したものを、空港で預けるスーツケースの中に詰めたかったので、チェックインや荷物預けより先に免税手続きをして、その後、スーツケースにしまってから、チェックインカウンターでスーツケースを預けた。

(注意!空港によっては、先にチェックインして、搭乗券を発行してからでないと、免税手続きができない空港もあるらしい。その場合は、購入したものは持ち込み荷物にするか、チェックイン→免税手続き→荷物預けの順番で手続きしなければいけないかも。いずれにせよ、免税手続きのルール(適用の厳格さ)は空港によって違うらしいので、免税手続きがある人は、早めに空港に着いて確認した方がよい)

 さあて。無事に免税手続きが終わったところで、チェックインしようっ!フィレンツェの空港は、自動チェックイン機でチェックインを済ませ、その後荷物を預ける仕組みになっていた。荷物を預ける列が、イタリアの空港ではよくあることなのだが、長蛇の列な上に、全然動いていなかったので、姉にチェックインを任せて、母と私は先に荷物預けの列に並んだ。

 自動チェックインは、セルフでチェックインとなるので、難しそうと感じるかもしれないが、係員さんが補助してくれるので、心配ない。eチケットの控えと、パスポートを人数分持って行けば、係員さんがサクサクと誘導してくれる…のだが、姉が、「ちょっと来てー!」と私を呼んでいる。何じゃ。

 姉の近くに行くと、「係員さんの英語がしっかりわからないから、一緒に聞いて」と言う。フィレンツェと日本を結ぶ直行便はないため、我々はパリ経由で帰国するのだが、どうも、この自動チェックイン機では、フィレンツェからパリまでのCity Jetという会社の航空券は出せるのだが、パリから成田までのJAL便の航空券は出せないらしい。それで、パリ―成田間の航空券は、パリで発券するようにとのことだった。へー。こんなこと初めて。

フィレンツェ
 City Jetとは、エールフランスの子会社のような航空会社らしい。フィレンツェからパリのシャルル・ド・ゴール空港までは、2時間弱くらいのフライトである。じゃあね、フィレンツェ!また来るね!フィレンツェからパリへって、「花の都」から「花の都」へのフライトだなー。

cityjet
 City Jetの機内では、軽いサンドイッチとコーヒーのサービスが出た。お味はまあまあ。エールフランス80周年みたいなカップに入れてある。

 パリでの乗り換え時間は3時間と、大目に取ってある。というのも、数年前、シャルル・ド・ゴール空港を乗り継ぎに使った時、乗り換え方がさっぱりわからず迷子になったうえ、出入国検査のカウンターが異常に混んでいて、乗り換えをかなり焦った記憶があるからである。

 だが、シャルル・ド・ゴール空港は改装していて、かなりスッキリして、乗り換え表示もすぐに見つけることができた。もしかしたら、以前来たときは、ちょうど改装中でごちゃごちゃしていたのかもしれない。

フィレンツェ
 我々は、ターミナル2Gから、ターミナル2Eに移動しなければならないのだが、この表示に従って進むのみである。ターミナル2Eは、さらにゲートがK、L、Mに分かれている。どのゲートに行けばよいかは、電光掲示板でチェックする。

シャルルドゴール空港
 Tokyo-Narita行きは、K43というゲートなので、ターミナル2Eの「K」を目指せばよいのだ。

フィレンツェ
 シャルル・ド・ゴール空港は広いので、シャトルバスを使って移動するが、こういうわかりやすい路線図が表示されているから、大丈夫だもんねっ!

シャルルドゴール空港
 シャトルバスの中にも、次にどこに止まるのかを教えてくれるモニター掲示板もあるから、よっゆうー!いやー、シャルル・ド・ゴール空港は生まれ変わったね!数年前に、泣きそうになりながら移動していたのが夢のようだよ!

 よっゆうーでターミナルの移動が終わり、乗り換え時間3時間もいらなかったなーと思っていたら、フィレンツェで、成田までの航空券が発券できなかったのを思い出した!建物内のちょうど真ん中にある、インフォメーションカウンターのような所に行ってみると、日本語で、「成田までの航空券をまだ発券されてない方は、こちらで発券します」とか書いてある。ヨカッタ。一度外に出なくてもよいのね!しかし、カウンターはスタッフ不在だったので、しばらく待った。

 シャルルドゴール空港
 こちらが、スタッフ不在の立派なカウンター。カウンターは立派なんだけどね。スタッフがいないと、カウンターの意味ないね!花の都パリっ!(←関係ない合いの手)

 しばらくして、男性スタッフさんがやってきたので、無事に発券してもらい、終了ー。うむ。これで、しっかり帰国できるだろう。搭乗の時間までまだまだあるので、カフェで休んだり、パリって感じのオシャレなマカロン屋さんでマカロン食べたりした。でも、マカロン買うのに搭乗券が必要だったよ。何でだろう。パリは不思議。(さっきからパリ、パリって…こいつ『パリ』って言いたいだけだな…)

 パリと言えば!いつかルーブル美術館に行きたいなあ…。まだ見ぬボッティチェリ作品とか、リッピとかあるんだよなー。ニケも見たいよ。あとドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」。コレ、ウチの姉は、「民衆を率いる自由のメガネ」って言い間違えたことがある。どんな眼鏡だよ。

 ルーブル美術館は、実は、数年前に、外周だけ歩いたことがある。今になってみると、なぜ、わざわざ外周を歩いたのか、当時の自分が何を考えていたのか全くわからない。若気の至り。私の若気の至りベスト10には、スラムダンクのイケメンで惰弱なミッチーに惚れたってのが確実に入る。今だったら、絶対に仙道である。若気の至りの話終わり。

 さて。JAL機は、「15分の遅れとなります。申し訳ございません」と、日本語でアナウンスが入った。15分の遅れが、遅れと感じられるなんて、イタリアをもう出国したんだなーとしみじみと感じた。

 帰りのJALも、今、阿部寛がよくCMやっている、新・間隔エコノミー!スカイスイートっ!しかも、母は、帰国便はプレミアムエコノミーである。JALは、往路がエコノミー、復路をプレミアム・エコノミーという購入の仕方が可能だったので、帰りは少しでも楽な方がよいだろう、と、プレミアムに座ることにしたのだ。JALだからね!CAさんも日本語通じる人多いから、一人で大丈夫だよっ!

 私と姉は、毎度おなじみエコノミーだが、機内でちょっとしたハプニングがあった。前の座席に座っている男性グループが、持ち込んでいたシャンパンを開け、気圧の関係で、炭酸水が膨れ上がって、周りの乗客に飛び散ったのである。ポーンという音もして、黄色い液体が飛び上がったので、つい、姉や、通路を挟んだ席にいた女性は「キャー!」と叫び、一時、機内が騒然とした。

 CAさんがすぐに駆け付けてくれて、拭いてくれた。CAさん達の素早い対応は見事なもので、姉の洋服を拭いてくれたCAさんは、姉が顔についたシャンパンを拭いていると、「大変でしたね。でも、シャンパンはお肌にいいらしいですよ」と和ませてくれた。

 しかし、事の発端となった男性たちは、周囲にあまりしっかり謝罪しなかったため(小声で『すみません』と、後ろの席の姉に言っただけ。無責任というよりは、事態に恐縮してしまい、しっかり振る舞えなかったという感じではあった)、通路を挟んだ席の女性はかなり怒っていて、いつまでも洋服の染みを気にしていた。CAさん達が何度も様子を見に来てくれて、どうやらクリーニング代をJALが持つような話になっていた。

 こういうのって、軽率にシャンパンを開けた男性たちの責任なんじゃないのかなーと思ったが、狭い機内では、乗客同士で、食べ物をこぼしたりするハプニングはよくあるので、航空会社もトラブルにならないように、クリーニング代を持つようにしているのだろう。

 さて。経営再建して、思い切って、他の航空会社よりゆったりめのエコノミー席「新・間隔エコノミー」で勝負しているJAL。確かに今まで経験したエコノミー席より広くてくつろげるし、往路は、Soup Stock Tokyoや、ケンタッキーなどと提携した機内食で、非常に美味しく、「うん、これだったら、多少高くても、今後はJALでいいかも!」と、我々万年エコノミー族を舞い上がらせた。

 しかし、往路の時点で、実は私にはひとつの疑問があった。「旅行前に、各航空会社のレビューを載せているサイトをいくつか見たけど、JALの機内食って、そんなに評価高くなかったんだよなあ…。こんなに美味しいのに、私の味覚が他の人とは違うのだろうか?」

 そして、その疑問は、復路にて解答が得られたのである。

JAL 機内食
 こちらが、復路の機内食の画像なのだが、画像で伝えることはできないのが、A☆JI…である。

 いや、わかっていますとも。食事というものは、それがどんなものでさえ、まずは「頂きます」の精神を持つことが大事。食事とは、命を頂いて、自分の命を生かすという、感謝の気持ちを忘れてはならないものであることは、承知の上で、今後の旅人さんの情報収集の一環になれば、という思いで、敢えて書きますとも。

 この機内食が………今まで、私が経験した国際線の機内食のなかで、ダントツに××かったのである…。あんなに食べるのが大好きな姉が、機内食を残すのを初めて見た…。
 
 JALの名誉のためにもね、今まで経験した国際線機内食ランキングを書いておきましょね!

1位 JAL(往路)2014年
2位 KLMオランダ航空 2013年
3位 エールフランス航空 2007年(ちょっと古い情報)
4位 アリタリア航空 2009年 2013年(美味しいけど量が少ない)
―――ここに大きな壁―――
5位 スイス・インターナショナル・エアラインズ 2011年 2012年
―――ここに大きな山脈―――
6位 JAL(復路) 2014年

 こんな感じですよ!つまり、往路は、私の旅史上一番美味しかったのに、復路はブービー…。復路は、日本発でないから、フードチェーン店とのコラボができないのかしら。それにしても!

 一応ね、JALのアンケートには書いておきましたよ。エコノミーですからね、贅沢は望んだりしないですけどね、往路と復路の味に差がありすぎなので、それよりは、往路を少し力抜いてもいいから、復路を美味しくしてほしいって。

 というわけでー。帰国便の中では、エトルリア人―ローマの先住民族起源・文明・言語 (文庫クセジュ)という本を読みふけったが、この本、確実に、往路便の中で読むべきだったってことは、コルトーナの旅行記で書いた通りである。往路便はねー。寝不足(1時間睡眠)だったから、眠くてしょうがなかったんだよー。

 そんなわけで、遅すぎるエトルリア学習をしているうちに、成田へと無事到着した。今回は、初めてイタリアと他の国を組み合わせてみたが、こんな旅程もなかなかいいなと感じた。最近、イタリアは、私にとって、精神的にゆったりとできる場所になってきた。そんな精神的にゆとりのある旅もいいけど、新しい場所に踏み入る緊張感がある旅もいい。その2つを組み合わせた今回の旅は、なかなかいいもんだなーと思ったのである。

(イタリア旅行記2014完)

 …と、完成したイタリア旅行記2014であるが、もう、既に暦は2015年になっているよ…。いいんだよ!旅程だってゆったりなわけだから、旅行記だってゆったり書くんだよ!(アンタいいわけだけ上手だな…)

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Author:辺獄
貧乏なくせに、イタリア旅行というお金のかかる趣味を持ってしまった、「イタリア旅行貧乏」です。旅行は楽し♪びんぼーも楽し♪がモットーです!
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好きなイタリアの画家はボッティチェリ!

(limba→辺獄へ和訳改名しました!)

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