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パエストゥム旅行まとめ情報

PAESTUM(2013年3月訪問)

<パエストゥムってどんな町?>
 観光地目白押しの南イタリア・カンパーニア州の、南部にあるチレント海岸にある町で、古代ギリシア神殿遺跡があることで有名な町です。

 ここパエストゥムで見られるギリシア神殿は、本場ギリシアや、シチリア島に残るギリシア神殿に比べても、保存状態がよいことで有名です。

 パエストゥムは古代ギリシアの植民市によって作られた町で、ローマ帝国時代にも、植民市として栄えましたが、地盤沈下で次第に湿地となってしまい、放棄されてしまったのだそうです。しかし、そのおかげで、サレルノのドゥオーモ建設のために神殿の石材が持ち去られたりはしましたが、神殿が大きな戦乱などに巻き込まれることなく、良い保存状態のまま残ったのだとも言われます。

 何もなーい広地に、大きなギリシア神殿が3つそびえ立つ風景は圧巻です。ポンペイからも近いですが、ポンペイの半分も観光化していません。遺跡好きの方は、ポンペイに行ったついでに、ぜひパエストゥムにも足を延ばしてみて下さい!

パエストゥム
 優美なケレス神殿。

パエストゥム
 並んで建っているバジリカと、ネプチューン神殿。ぜひお天気のいい日に行きたいですね!

<パエストゥムへのアクセス>
 サレルノからFS線の各駅停車で30分程度。便数は1~2時間に1本くらいです。「UNICO CAMPANIA」のE5チケットの料金になり、片道3.4ユーロ。

 ちなみにポンペイからだと同じくE5のチケットで1時間程度。ナポリからはU7適用で、片道6.4ユーロ、所要時間は1時間半程度です。

 パエストゥム駅は小さな駅ですし、特にオフシーズンは降りる人も少ないためか、パエストゥムで降りそこなってしまう人もいるようです。心配な場合は、同じ車両の地元っぽい人に、パエストゥムに着いたら教えてもらうように頼んでおきましょう。

 パエストゥム駅から遺跡までは徒歩10~15分。駅を出るとすぐ正面に城壁と門があります。その門をくぐって、真っ直ぐ歩き、突き当たりにすぐ遺跡が見えてきます。ただし、遺跡の入口は右折して、博物館がある所まで歩き、その博物館の斜め向かいくらいになります。

※注意※
パエストゥム駅は無人駅です。切符は必ず往復分用意しておきましょう。また、刻印機が駅舎内にあるため、刻印できないこともあります。その場合は、乗ってすぐに車掌さんに訴えれば、切符に日付を書き込んでくれます。この駅では刻印できないことを車掌さんもわかっているようで、車掌さんの方から「刻印できなかった人ー!」と点呼を取りに来ることもあります。

<こんな所に行ってきたよ!>
パエストゥム遺跡
●国立考古学博物館との共通切符になります。切符売り場は博物館内にあります。遺跡側では売っていませんでした。
●必見の大きな神殿は、入口近くからケレス神殿、ネプチューン神殿、バジリカの3つです。ケレス神殿だけが入口のすぐ近くにあり、ネプチューン神殿とバジリカは2つ並んで、遺跡の南側にあります。その他、円形闘技場跡や、地下神殿跡なども楽しいですよ!
●遺跡内にはお店などは無し。長居する場合は、飲食物は購入してから中に入りましょう。
●神殿の中には入れません。当たり前ですか?私は古代ギリシャの柱に、カッコつけてもたれかかってタソガレようとか思っていたもので…。
●遺跡内は広いですが、ポンペイ遺跡と違って、観光客も少ないですし、見て回るものがものすごくたくさんあるわけではないので、興味にもよりますが、2~3時間くらいあれば堪能できるのではと思います。
国立考古学博物館
●遺跡との共通券になるので、入らなきゃ損!時間がない人は、有名な、石棺に描かれた「飛び込み男」の絵だけでも見に入りましょう。飛び込み男の絵だけでなく、宴会や葬送の絵も、明るくのびやかな筆で描かれていて、なかなか面白かったです。
●トイレは地下にあります。チケット売り場の下です。


<素朴な疑問。なぜイタリアにギリシア神殿があるの?>
 …と思いませんか?

 高校時代に少しでも世界史をきちんと勉強した人には「は?当たり前じゃん!」ということのようですが、私のように世界史不勉強な人間は、「何でイタリアにギリシャがあるの?」と思いましたよ。

 ざっくり言えば、古代ギリシアが栄えた時代に、人口が増えたことなどからギリシャからギリシャ人が、シチリア島やイタリア半島南部に移り住んで来て、植民地を築いたのだそうです。現在の南イタリアの町は、その時に建設されたことに起源を持つ町も多いんだそうです。(例:ナポリ)

 で、その時にギリシア神殿が築かれて、運よく現在まで破壊を免れたものが残っている、ということですね。古代ギリシア遺跡が残っている南イタリアの町は、パエストゥムのように、大都市ではなく、どちらかというと後の時代に人々から忘れ去れた田舎にある町が多いです。やはり、その後にキリスト教文化が栄えた町では、ギリシア神殿は異教徒の神殿というわけで、壊されたり、教会を作る資材として使われたりして、後代まで残らなかったのでしょうね。

<パエストゥムはツアーで行ける?>
 個人的には大大大好きなパエストゥムですが、日本での知名度はあまりありません。そのため、南イタリア周遊ツアーなどでない限りは、あまりツアーに組み込まれることはありません。ナポリでのフリータイムがあれば、その時間を利用して訪問することも可能です。

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<おすすめのお店>
Nettuno
 私が訪問した3月は、オフシーズンのため、ほとんどのお店がクローズしていました。その中で営業していたのがこのお店。ガイドブックにもよく掲載される、パエストゥムの有名店です。ウェイターさんはビシっとした格好をしていて、割とフォーマルっぽい店内ですが、ドレスコードが厳しいということはないです。パエストゥムのあるカンパーニア州南部は、水牛モッツァレッラチーズ(mozzarella di bufala)が有名なので注文しました。このモッツァレッラチーズも美味しかったですが、パスタなども美味しく、特に異様にトマトが美味しかったです。ウェイターさんも親切なので、おすすめです。

パエストゥム
 水牛モッツアレッラチーズ。


<パエストゥム旅行におすすめの本>


A13 地球の歩き方 南イタリアとマルタ 2013~2014A13 地球の歩き方 南イタリアとマルタ 2013~2014
(2012/09/08)
地球の歩き方集室

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 詳しいガイドブックはやはり地球の歩き方の南イタリア版。購入前には最新版かどうか確認を!

完訳 ギリシア・ローマ神話〈上〉 (角川文庫)完訳 ギリシア・ローマ神話〈上〉 (角川文庫)
(2004/05)
トマス ブルフィンチ

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 ギリシャ神話を読んでいくなら、ブルフィンチ版が読みやすいのでおすすめ。角川文庫は上下二巻に分かれていて、岩波文庫は一冊になっています→ギリシア・ローマ神話―付インド・北欧神話 (岩波文庫)

ギリシア神話 -神々と英雄に出会う (中公新書 (1798))ギリシア神話 -神々と英雄に出会う (中公新書 (1798))
(2005/05/26)
西村 賀子

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 ギリシャ神話についてまとめてある本なら、この本が面白かったです!神話の成立過程や、オリンポス12神の紹介など。

Pen (ペン) 2013年 1/15号 [雑誌]Pen (ペン) 2013年 1/15号 [雑誌]
(2012/12/15)
不明

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 ビジュアル的にギリシャ神話をまとめてあるのは、やはり雑誌。この号の「PEN」は、わかりやすく読めます。ただし、パエストゥムのギリシャ神殿は特集されていません。


パエストゥムの旅行記はこちらから
(2013年3月訪問)

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