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3/18フィレンツェ6 アルノ川の向こう側

<本日のイタリア旅行記メニュー>
~ヴェネツィアからフィレンツェへ~
●フィレンツェでお買いもの


 フィレンツェから始まった今年の旅は、ヴェローナ、ヴェネツィアとヴェネト州をぐるっと回って、またフィレンツェに戻ってきた。フィレンツェは、これで4回目。今まで巡ったイタリアの町の中では、大きさもにぎやかさも程良く、私には一番合っている、過ごしやすい町である。ルネサンスの町ばんざいっ!ただ、どうして、「ルネサンス」という言葉は、「アデラーンースー♪」というCMソングで歌いたくなってしまうのだろうか…。

 ヴェネツィアから乗ってきたユーロスターは、なぜだか2回も検札して、フィレンツェの、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着。今年は、ユーロスターに乗る時は、スーツケースは荷物置き場にダイヤルロックキーでつなぐのではなく、気合で頭上の荷物置き場に持ち上げるようにした。私も姉も身長150センチ台だが、女二人で持ち上げれば、何とか乗せることができた。女性一人旅であっても、近くにイタリア人男性がいれば、必ず嬉々として手伝ってくれるので、心配することはないと思った。

 フィレンツェはカラッと晴れていた。やっぱり天気は大事。だいぶ大事。ゲーテが「イタリア紀行」の中で天気の話ばっかりしていて、ゲーテ変な人と思っていたが、私もヴェネツィアでの雨天続きを経て、ゲーテ化していた。

 駅に着いたら、まずは、明日サン・ジミニャーノに行くので、バスの時刻を確認した。明日は土曜なので、平日よりバスの便が少なくなるらしいのだ。フィレンツェからサン・ジミニャーノ行きのバスは、SITA社のバスターミナルから出発する。時刻表を確認しようと思ったら、インフォメーションがちょうどお昼休み中だった。チケット売り場は開いていたので、そこでも時刻表をもらえるかなと思って行ってみたら、窓口には、昨年シエナ行きのバスを買った時にも売り場にいたおじさんがいた。おじさん、おひさー。でも、おじさんは私のこと覚えていないだろうな。さみしいねっ、おじさん(童謡「さっちゃん」のメロディで読んで下さい)。

 おじさんは去年もそうだったけど、親切で、時刻表をプリントした紙をくれた。土曜は確かに減便になるようだが、日曜よりは便数が多いようだった。

 サン・ジミニャーノ行きのバスの時刻表をゲットしたので、予約してあるレジデンスに向かうことにした。今までのフィレンツェの3回の滞在は、中心街のドゥオーモ近くに宿泊したのだが、今回はもう4回目なので、ちょいと宿泊スポットを変えてみよう、とのことで、アルノ川を渡った向こう側の地域に宿を取った。フィレンツェでも「アルトラルノ(=アルノ川の向こう側)」と呼ばれる地域で、職人街などがあるちょっと下町っぽい地域。「もう一つのフィレンツェ」などと呼ばれることもある。

 サンタ・マリア・ノヴェッラ駅をまっすぐ南下して、アメリゴ・ヴェスプッチ橋を渡った。4度目のフィレンツェだが、このあたりに来るのは初めて。今まで、いかに自分たちが、ドゥオーモ周辺ばかりをウロウロしていたのかを思い知った。中心街と違って観光客が少なく、地元の若者がボーっと集まって立っていたりして、慣れれば何てことなかったが、最初はちょっと不安に感じた。アメリゴ・ヴェスプッチ橋を渡り切ると、アルノ川がプチ滝みたいになっている、勢いのある流れを目にした。今まで、のんきに流れているアルノ川しか見たことがなかったので、ちょっとびっくり。

 ひたすら、川沿いをゆっくりと歩く我々。本当に観光客は少なく、ランニングマン&ランニングウーマンが多かった。フィレンツェはほんの少し中心を離れるだけで、また違った姿を見せる町だ。

サンタ・トリニタ橋
 こちらは、アメリゴ・ヴェスプッチ橋の、次の、次に見えてくるサンタ・トリニタ橋。観光客でにぎわっているヴェッキオ橋と比べると、自然体でのんびりしている。

 今回予約したレジデンスは、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会近くで、フィリッポ・リッピが生まれた家も近くにある。フィリッポ・リッピファンの我々は、若干、それでこのレジデンスに決めたようなものだ。

リッピの家だよ
 「この家でフィリッポ・リッピが生まれたよ」と書いてあるプレート。

 レジデンスのベルを押すと、上品そうなおじいちゃんが出てきた。ここのレジデンスのオーナーさんらしい。かわいらしいお庭のあるレジデンス。おじいちゃんは物腰がやわらかで、イタリア人にしては口数が少ない。英語はペラペラではなかったので、「私はイタリア語が少しだけわかるので、イタリア語で話しましょう」と言うと、ちょっと喜んでいた。やっぱり、カタコトでもイタリア語が話せると、何だか喜ばれるなあ。近くにスーパーがないか聞いてみると、八百屋さんのようなお店を教えてくれた。うーむ、スーパーは近くになさそうだな…。

 荷物を置いて、部屋で少し休んだ後、とりあえず中心の方まで出て、ドゥオーモ君たちに「帰ってきたよ」とあいさつすることにした。ドゥオーモに向かう途中で、サンタ・トリニタ橋のたもとに、有名な「ジェラテリア・サンタ・トリニタ」というジェラート屋さんがあったので、ジェラートを買って食べた。お、おいしいっ!しかも、日本語の話せる中国人スタッフさんがいた。いやー、やっぱり、ヴェネト州のジェラートが、ジェラート失格であったことがよくわかる。練ってあるジェラートはおいしいっ!フィレンツェ中心街にある、ジェラート屋「ペルケノ」に比べて、値段も少し安く、味も少しカジュアルな感じである。「アルトラルノ」って感じである(←意味不明)。

 アルノ川を越えて、ドゥオーモ広場に行くのは、この日は初めてだったため、ちょっと遠く感じられた。「ドゥオーモ君、遠い。やっぱり悲しいよう…」と姉といじけていたが、翌日以降、慣れてくると、全然苦にならない距離だった。やっぱり町には慣れることが大事。一つの町にゆっくり滞在するのが、旅を楽しむコツである。

 ドゥオーモ広場にたどりつくと、前日の3月17日が、「イタリア統一してみたら、オフザケ国家が出来上がりましたぜ記念日」だったため、ジョットの鐘楼君が、おめかしをしていた。

 ジョットの鐘楼withイタリア国旗
 頭の上に、イタリア国旗をのっけてみました。似合うかなー?

 この後、明後日の、フィオレンティーナ対ローマの試合のチケットを買いに、中央郵便局脇の、サッカーチケット売り場に行った。驚くことに、女の子ばかりが並んでいた。フィオレンティーナは、グッズがかわいいためか、女性ファンの姿がスタジアムで目立つチームである。ここのチケット売り場では、係員さんが、パソコンで座席の位置を見せてくれて、座席を選ぶことができる。人差し指と中指を二本立てて、「2枚お願いします」と言うと、最初、3枚と間違えられてしまった。イタリアでは、指で「3」を表す時に、日本のように、人差し指+中指+薬指ではなく、親指+人差し指+中指で表わすので、紛らわしい。この時、「2」を「3」と間違えられないためには、「2」は親指と人差し指の2本で表わした方がよい。親指と人差し指で「2」を表現するのは、何だかダンディである。

 この日の残りの時間は、おみやげを買う日に当てることにした。姉が、会社にビスコッティをおみやげに買いたい、というので、中心街の、ビスコッティで有名なカフェを2軒回った。トスカーナ地方はビスコッティが美味しいので有名である。ビスコッティは、硬くて、食べるのに気合が要るので、私はそんなに好きではないが、姉は大好きである。

 まずは、レプッブリカ広場から、カルツァイウォーリ通りに抜ける途中の道にある、「ロビリオ」というお店へ行ってみた。味見でビスコッティを2つだけ買って食べてみた。姉の感想「おいしい」。私の感想「硬いけどおいしい」。

 おいしかったので、このお店で買っても良かったのだが、近場のレプッブリカ広場に、もう一つ「ジッリ」という有名店があるので、ここにも行ってみた。私は、ビスコッティ一粒をかみ砕くのに疲れてしまい、「もういらない」と言ったので、姉が「ビスコッティ一つ下さい」と言うと、売り場のおばさまに「たった一つ?美味しいわよ。もっと食べようよ!」と言われた。「味見したいんです」と答えると、プレーンのビスコッティ一つだけ頼んだのに、ココア味のビスコッティもひとつおまけでつけてくれた。こちらのビスコッティも美味しい!どちらも美味しかったのだが、「ジッリ」の方が、大きさが小さめで、上品な味である。おまけもつけてくれたので、「ジッリ」で購入することにした。おまけの力は大きい。

 それから、ドゥオーモ横の大きな本屋さんに、ちょっと前に発売されたジラルディーノの本を探しに行くと、売り切れだった。人気のある本だからなのか、しょぼい本だから再版されていないのかは謎。イタリアの本屋さんは、ディスプレイがきれいで、なかなか楽しい。わりと近代的な内装のお店が多く、文具品なども置いてあるので、小さなおみやげを探すのにも向いている。ちなみに、イタリアの本屋さんは、雑誌を扱っていない。雑誌は、街角にある「エディコラ」と呼ばれる、屋台風の新聞売り場に置いてある。

 その後は、女友達へのおみやげを買いに、オリーブオイルのコスメを売っている、「La Bottega dell'Olio」というお店へ向かったのだが、場所をあいまいにしか控えていなかったので、間違えたお店に入ってしまった。その間違えたお店も、オリーブオイルの石鹸や、クリーム類、またオリーブオイルそのものも販売していて、ものすごく「おやじ」って感じの店員さんが出てきた。親切にハンドクリームなどを試しにつけさせてくれて、結構使用感も良く、お値段もお手ごろだったので、いくつか購入。豚の丸焼きのオリーブ漬けみたいなハムが売っていて、試食させてもらうと、かなり美味しかったので、それも購入。コスメ類が安かったので、ハムも安かろうと思って、適当に切ってもらうと、結構高かった!だけど、かなり美味しかったので、まあいいか…。ちなみに、間違って入ったこのお店は、Borg s.s apostoliという通りから、サンタ・トリニタ広場へ向かう方向にある。オリーブ石鹸などが1.5ユーロで買えるので、女性向けにたくさんお土産を買いたい方にはおすすめ!

 日も暮れてきたため、アルノ川を越えて、レジデンスに戻ることにした。サンタ・トリニタ橋を渡ってまっすぐ進み、「Dolcissima」という、スイーツ屋さんで、お菓子を買って帰ることにした。白い外装で、見た目も大変かわいらしく、ショーケースにも、愛らしい小さなお菓子がたくさん並んでいる。グラム単位で量り売りになるので、小さなお菓子をいくつかと、明日のパンを購入した。

 最後にスーパーで買い物をしようと思ったが、レジデンス付近には大きなスーパーは見当たらず、通りがかりのおばさんたちに「近くにスーパーはありませんか?」と聞いてみたが、「この近くはないのよねえ…」と言われた。レジデンスのオーナーのおじいちゃんは、小さな商店を紹介してくれたが、もう閉まっていた。仕方なく、ピッティ宮近くまで歩いて、ピッティ宮近くのスーパーで水などを購入した。(ちなみに、後日、レジデンス激チカに何故だかスーパーは発見されるのである。)

 というわけで、ただいま、フィレンツェっ!「アルトラルノ」でゆったり終盤の旅程をすごすぞっ!「Dolcissima」で買ったスイーツも、はっきり言って、すっっっごく美味しかったっ!この「Dolcissima」に巡り合えただけでも、アルノ川を越えた意味があるぜよ!出会いは奇跡。一期一会っ!フィレンツェは、ハムもジェラートもケーキも美味しい町っ!だからこそ、我々も、こんなに居着いてしまってるのだろうよ…。

3/19サン・ジミニャーノ バスを待ちわびて塔の町へ続く

イタリア旅行記2011もくじ

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貧乏なくせに、イタリア旅行というお金のかかる趣味を持ってしまった、「イタリア旅行貧乏」です。旅行は楽し♪びんぼーも楽し♪がモットーです!
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(limba→辺獄へ和訳改名しました!)

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