イタリア旅行記ブログ イタリア旅行は楽し

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3/13ローマ⑥~ローマは一日にして歩けた!

<本日のイタリア旅行記メニュー>
●サンタンジェロ橋
●トレヴィの泉
●フォロ・トライアーノ(外側から)
●カンピドーリオ広場
●真実の口
●カラカラ浴場跡
●サンタ・マリア・マジョーレ教会

 何と、今日は今回のイタリア旅行の、観光できる最後の一日となってしまった。うっ、うっ…。悲しすぎる。しかし、泣いている時間はない。今日は、行けるところまでローマを歩き倒すのだ!さあ、れっつだ、ごー!

 まずはサンタンジェロ橋だ!テヴェレ川にもさよならを言う。天使達がずらっと立ち並ぶサンタンジェロ橋は何度も渡り、私も姉もそれぞれお気に入り天使を決めておいたので、記念撮影。ハイ、チーズ!
天使くんと姉
 天使さんもしっかりポーズを取ってくれた。この子達は実はレプリカで、オリジナルはどっか教会(S.アンドレア・デル・フラッテ教会とかいうところ)にあるらしいのだが、レプリカでも十分よし。橋の上から、サンタンジェロ城を眺める。本当にカッコいい城だ。天使というのが、日本ではかわいくてぷあぷあしてるやさしいだけのイメージがあるが、実は「天の使い」であり、それなりに使命と厳しさを持った存在であることを実感させられた。私が姉に「お城の中に入らなくていいの?」と聞くと、「いい」と即答。姉が即答するってことは、別に中に見所はないのだろう。姉を完全にローマ人だと思って(ローマでは)尊敬していた私は、ただの親ガモについていく子ガモ。

 川を渡って、とことことことこ。ナヴォーナ広場をまた通ったので、四大河の噴水にも手を振る。「またね~」。遠目に見えたパンテオンにも手を振る。

 しばらく歩くと、観光客がたくさん座っている水場がある。姉「ほい、これがトレヴィの泉」。これが?あの?泉?私「小さいよ。これ、泉じゃなくて水場だよ」。姉「あんた、泉だよ…。泉は沼や池とは違うんだよ」。それにしても、泉と沼と池の違いって何なんだろう…。「トレヴィの沼」とかだったら、観光名所ではなく心霊スポットみたいだ…。水底にはコインがいっぱい。あのコイン、あのまま放置し続けたら、底がコインだらけになってしまうだろう。いつ、誰が拾ってて、拾ったコインをどうするのかを考えてしまった。よくよく見ると、日本硬貨もあった(笑)。投げても別にご利益なさそうに感じたので、コインは投げなかった(金もったいないし…)。

 ローマの休日コースなんかにだまされない我々は、スペイン広場は無視して(だいたいイタリアでどうしてスペインに行かなきゃならんのだ)、南下してフォロ・トライアーノを目指す。フォロ・トライアーノらへんに着いた。らへん。ローマはあちこちに遺跡がごろごろしていて、どの遺跡がどのネーミングで呼ばれているものなのか、イマイチ分からない。遺跡の中に入ろうとするのだが、入り口がよくわからない。わからないまま歩いたら、トラヤヌス帝の記念柱が空にどどんと伸びていた。目を凝らしてみると、柱に模様が刻まれていて細かい。柱のくせに威厳のある柱であった。

 姉が柱の近くで、「このへんから入るはずなんだけど…」周りを見渡す。確かに遺跡のある下に向かって階段があるのだが、閉鎖されている。そのまま、フォリ・インペリオリ通りに入ると、左手の方に、しっかりフォロ・トライアーノの目玉遺跡、トラヤヌス帝のマーケットが見える。私「中に入らなくても、ここから見れば良くない?」。中にはほとんど人はいないし、閉まってたのかも…。古代ローマ大好きの姉はどうしても中に入りたくて、あちこち降りる階段を探したが、ハトがいたり、死角でカップルがいちゃついたりしているだけだった。なぜか中年の1グループだけが中に入っていたが、ガイドさんみたいな人も付いてたので、特別に入っているのだろう。たぶんですが、閉まってました。が、トラヤヌス帝のマーケットの外観は外からでも見えるので、時間(金)の無い人は、フォリ・インペリオリ通りから眺めればよろしいかと思われます(笑)。
フオリ・インペリオリ通りから見たフォロ・トライアーノ

 ここらで疲れたのでちょいと一休み。おとといにパニーニを買ったバールに入った。この日も森本レオ似のおっちゃんがいたが、今日は子供の集団がいなかったので、別人のようににこやかだった。座って飲んだので、立ち飲みよりは値段がしたが、それでもこの立地を考えれば良心的なお値段。スタバくらいかな?カフェオレにチロルチョコみたいなのを添えてくれたし♪フォロ・ロマーノ付近で一休みするなら、ここのバールが値段的にも安心です。(カブール通り角の、アンジェリーノ・アイ・フィオーリという有名レストランの続きにあるバール♪)

 さあ、また歩くよ!私は元気!姉はバチカン美術館でミケランジェロを少しだけ評価してやる気分になったので、ミケランジェロ設計のカンピドーリオ広場へGO!この広場はちょっと上にあるので、階段をとことこと登った。そしたら、登ったところに、怖いメス狼&怪しい双子のオブジェがあった。ASローマのエンブレムにもなっているかわいくない狼~。何でこんな所にあるのかはわからないが、嬉しくなって写真をパチリ。
狼と双子
 カンピドーリオ広場は、幾何学模様に石が敷かれていて、ルネサンスー!という感じの知的でお上品な広場だった。気に入った!真ん中に誰か皇帝みたいな人(エマヌエレ2世?)の銅像があり、姉とそれを眺めていると、おじいちゃんが寄って来て、「これはレプリカだよ。本物はあの建物の中だ」と英語で話しかけてきて、広場に面している建物を指差す。イタリア男性は世界一イケメンなんて言われるけど、別にお兄さん~おじさんの男性はやさしいけど外見は普通で(強気)、とにかく、おじいちゃんがかわいかった!長い間女の子にやさしくし続けると、素敵なおじいちゃんになれるのでしょうか。メモっときましょうね、日本男児諸君☆

 広場でずっと我々を見守っていたおじいちゃんに手を振って、カンピドーリオ広場を下る。遺跡とか残骸とか見ながら歩くと、姉が行列を指差して言う。「あれが真実の口」。嘘つきは手を噛まれるっていう、あのマンホールのフタみたいな変な顔ね。教会の外にちょこんとあって、写真撮影の行列ができていた。教会の外だからもちろん撮影料無料。だが、人間は言葉という虚構を覚えた以上、その本質から言って嘘をつかずには生きられない生き物なのではないか。なので、全員の手を噛まなきゃ、真実の口の方が嘘つきになっちゃうんじゃ…とか屁理屈をこね回すタイプの私は「へー」と言うだけで、列には並ばずに、教会の中だけ見学。トイレを借りようと思ったが、閉まってた。真実の口はケチである。

 そして、さらに南下。緑の空き地みたいな場所がずーっと広がり、その真ん中を歩いた。すると!ローマの道がなぜウンコだらけなのかの答えがあった!犬、犬、犬!犬&人間の散歩コンビがおびただしい数、その緑地に群がっていた。ローマ人って犬好きなのねー。狼に似てるから?私は大型犬は怖いので、時々おびえながら歩いた。

 大通りを渡って、しばらく歩くと、運動競技場みたいなのがあった。その先に目当てのカラカラ浴場跡があった。カラカラ帝。ローマ史苦手な私でも、しっかり覚えている名前の皇帝!お風呂作ったんだよね!エライね!

 切符を買って中へ。あんまり広いので、閉館時間を過ぎても戻ってこなかったら閉じ込められてしまいそうだったので、何時までか確認してから入った。おー!でっかいお風呂!フォロ・ロマーノの遺跡より、ずいぶんしっかり残っている。大きな遺跡に四方を囲まれ、タイムスリップしたような気分になれた。英語書きだが説明もしっかりしてあって、「ここが水風呂かー!」「ここが脱衣所かー!」と楽しく見学。おまけに猫~!
カラカラ猫くん
イタリアで会った猫君の中で一番愛想良かった猫君。

おまけにカモメ~!
カモメ~なぜいるの~♪
「あっ、ご無沙汰しております」「いえいえ、こちらこそ」

 このお風呂、床面がモザイクで大変にゼータク。しかし、モザイクってすごいなあ。色褪せていない。壁にもモザイクがあったらしく、割れたモザイクがあちこちに無造作に散らばっていた。いやー、このカラカラ帝浴場跡は、少し中心から離れているけど、時間のある人にはぜひおすすめです。実際に温泉があればもっと良いのですが(笑)。雄大な時間が流れていますですよ。

 満足な心持ちでカラカラ浴場を後にし、姉は来たときとは違うルートで北上する。もうよくわからないが、このローマ人みたいな姉に私はついて行く。フォロ・ロマーノの裏手の通りをとことこ歩いていると、また!ツタンカーメンがいた!神出鬼没のツタンカーメン、同じ人がやってていつも我々の通る道で待ち伏せしてるのか、それともたくさんいるのかはナゾだった。ちょっと歩くと、コンスタンティヌス帝の凱旋門に出た。門だけ残ってるので、くぐれば何があったのかちょっと分からない門である。

 姉が、「夜はこのへんの遺跡はライトアップするみたいだから、それを見たいんだけど、夕食取って待つにも早い時間だなー。」と言う。ローマを縦断したのだが、予想したより時間がかからなかったのだ。意外とローマは歩いて回れるんだなあ。私が「最後にどっか教会が見たい」と言うと、姉が地図を見て、「行く予定無かったけど、時間あるからサンタ・マリア・マジョーレ教会に行く?」と言ったので、行く行くぅ~

 教会まで行く途中で、バールでトイレを借りた。立ち飲みした。ドゥエカフェ(エスプレッソ2杯)で2ユーロ以下。バールの使い方も慣れてきたなあ。教会までは結構お店が続き、「IROMA」とか「ITALIA」とか書かれたTシャツが売ってた。誰がこんなの着るのかと思ってたら、アメリカンは結構着てた。ちなみにアメリカの修学旅行生みたいな子供達は、明らかに怪しげな兄ちゃんたちからもサングラスを買っていた。ちなみにこのグラサン売りは、雨が降っていたら電光石化で傘売りに変身するので、変わり身の早さには笑った。

 サンタ・マリア・マジョーレ教会に着くと、せっかく坂道を登ってきたのに、どこにも入り口がない。閉まってるのか?おまけに階段には怪しげなグルーピィが座っててやな感じ。イタリア旅行最後の見学地なのに、悲しい…と思ってたら、姉が「何か写真で見たのと違う。反対側にダメ元で回ってみよう」と言うので、反対側に行くと、ちゃんと開いてた!裏側に出てしまったらしい。良かった~。

 中に入ると、まず、ローマ時代の円柱。それから、ルネサンス様式の礼拝堂。バロック様式の礼拝堂。そして後陣にはモザイクー!まるでこの旅行のハイライトのようで、大変感慨深かった。ただ、この教会、節電してて、それぞれの場所が時間差でライトが点いた。なので、しっかりモザイクが見たければ、待っていれば灯りが点くので、待ちましょう。ちなみにトイレは閉鎖していた。

 地図を見ると、テルミニ駅はすぐそこ。リソルジメント広場からカラカラ帝浴場跡へ南下、そこからまたテルミニ駅まで北上、と、ほぼローマ全体を1日で歩き通してしまった。カラカラ帝浴場跡などは、ガイドブックでは「ローマ郊外」とか「ひと足伸ばして」などと書かれているが、コロッセオあたりからならば全然歩いて行けます。初めはローマって広いなあ~と圧倒されていたが、意外と徒歩で制覇できなくもない町なので、バスを待ったりバス停を探したりするより、地図に強い方は、歩いても大して時間が変わらないかもしれないです。とりあえず、ローマ(ほぼ)制覇、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい

 夜のライトアップを待つために、フォロ・ロマーノのすぐ近く、カブール通りの角のアンジェリーノ・アイ・フィオーリでお食事。昼間に入った森本レオ似の店員さんのいるバールと並んでいるが、同じ経営らしい。貧乏旅行の我々、ようやく最後にローマ初の外で夕食!立派!貧乏旅行の鑑!他の日はこの人たちは何を食べてたんでしょうねえ…(機会があれば、貧乏旅行の食事について書きまする)。

 ここのレストランは美味しかった~。特にリゾットとプリンが美味しかった。太ったおっちゃんウェイターが日本語がしゃべりたくてしゃべりたくて、「チョットマッテ」ばっかり言ってた。ここのトイレはイタリアにしてはハイテクで、個室に入ると、自動で便器のフタが上がったり下がったりするのだが、勝手に上がり下がりするのでかえって使いにくかった(笑)。役に立たないもの発明するなあ。ローマ帝国の末裔とは思えん。最後は「いる こんと ぺるふぁぼーれ(お勘定お願いします)」と言って、テーブルでお支払い。値段も良心的だった♪

 さあ、美味しく頂いて、遺跡のライトアップを見に行く。…うん?あれは、ただの街灯だねえ。ライトアップは…?コロッセオしかしてないのかな?コロッセオも……ライトアップしてない!!!がーん…何のために我々は外食という断腸の思い(の支払い)をしてまで待ったのだ…。節電?エコ?それとも何となく今日はやめた…?遺跡のライトアップを楽しみにしている方、オフシーズンの冬はもしかしたらライトアップはないかもしれません…。オーロラを見に行くくらいの覚悟の期待感くらいでちょうどよいかもです…。

 悲しみの中、バスを待つ。ああ、今日で観光はおしまいか…。バスを待つ間、二人組みのイタリア男が車の中から我々に声をかけてきて、前を見てなくて事故を起こしそうになり、クラクションでどやされていた。イタリア男名物のナンパである。日本ではほとんどない体験に、「美しいって罪ね」と調子に乗りたいところだったが、明日帰国という悲しみと、遺跡がライトアップされなかった残念さで、我々はぼんやりとおバカ男どもを見送った。

 バスがなかなか来なくて、バスに乗ったら私はすぐトイレに行きたくなってしまった。フォロ・ロマーノからリソルジメント広場までは近いはずなのだが、大変長ーーーく感じた。しかも、イタリアの道路は石畳なので、ガタンガタン揺れて、非常に膀胱に優しくなくて切羽詰まり、姉が何か言っても「今、余裕無いから話しかけないで!」なんて言う始末。トイレに始まり、トイレに終わるのか、この旅行は…。というわけで、こんなにトイレには神経を使っていたのに、最後の最後にまた、トイレ騒ぎでイタリア観光は幕を閉じたのであった…。

<本日のイタリア語旅行フレーズ>
いる こんと ぺるふぁぼーれ(Il conto per favore)
「お勘定お願いします」…レストランでは、お会計はテーブルにウェイターさんやウェイトレスさんを呼んで払います。カジュアルなところはレジでの支払いなので、日本と同じです。特にお酒を飲んだりする時は、計算をごまかされないように、頼んだものと金額をメモしておくとよいと思います。我々はしませんでしたが(笑)。ちなみに冬はリゾットがおいしいですよ♪

3/14ローマ⑦~ぐっばい、ローマへ続く

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貧乏なくせに、イタリア旅行というお金のかかる趣味を持ってしまった、「イタリア旅行貧乏」です。旅行は楽し♪びんぼーも楽し♪がモットーです!
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好きなイタリアの画家はボッティチェリ!

(limba→辺獄へ和訳改名しました!)

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